第二の故郷/大阪36(風俗街.裏道頓堀) | 私はタイLv.2

私はタイLv.2

愛を探しにタイに行き、現在は遠距離恋愛中。
夜遊びだけのタイが、今では貿易取引国に!
タイでの恋の想い出や経験を綴ってます。

平成3年の秋。

 

 

我々の卒論だが、グループ発表でテーマは「トラス橋の設計」だった。

※トラス橋とは簡単にはアーチ状の橋の事

 

 

この論文のチームが、前日お話しした「6名+私」の7人だった。

 

 

 

論文制作も佳境に入ってきたこの頃、みんなで鍋でもやらないか?という話に。

 

 

場所はもちろん、私の部屋。ニヤリ

(みんな大阪府民の自宅通学だったので)

 

 

予算を決めて材料はみんなで買うことに。

 

 

 

せっかくみんなでやるんなら、すき焼きすき焼きにしようかと。

 

見た目から入る私は、すき焼き鍋を道具屋筋へ買いに行った。

 

 

 

 

 

道具屋筋は千日前商店街にあり、東京の合羽橋と同じく業務用店の通りだ。

 

 

ロアの備品もほぼココで買っていた(私が買いに行かされた)ので、この界隈も馴染であった。

※私がダイニングバーをやる時の備品も、全てココまで買いに来た。

 

 

厨房器具屋が鍋を扱ってる場合が多く、見た目も良さそうなすき焼き鍋を購入。

2000円ぐらいだった。

 

 

私にとって、すき焼き鍋で「すき焼きすき焼き」をするのは人生初だった。爆  笑

(私の実家では、すき焼きは普通の鍋でやっていた。笑)

 

 

20代前半の男子7人だと、結構な量を食べるんじゃないかということで、肉はママに相談を。

ママが取引のある肉屋から、業務用価格ですき焼き用の肉を3Kg購入。

 

 

 

日曜の夕方。

みんなが私の部屋に来て、野菜/酒の買い出し。

 

私の部屋から徒歩10分ぐらいのところに「万代百貨店」があった。※大阪ローカル

 

 

万代百貨店だが、名前は百貨店と付いているが、ただのマーケットだった。笑い泣き

値段が安く、ほとんどが100円前後で購入でき、4年間非常にお世話になった。

 

 

料理ができるのは私だけなので、準備は私に一任されていた。

代わりにみんなが、後片付けをすることに。

 

 

 

 

 

私は今まで生きてきた中で、沢山の鍋料理を食べてきたが、いつまでたっても、この日のすき焼きすき焼きより美味い鍋には出会ってない。

 

実際には「わりした」とかは「エバラ」のやつを使ってたんで、これを使えば同じ味なはずなんだけど....

 

 

一緒に食べたメンバーというスパイスが、普通のすき焼きを最高級の味に変えていた。ニコニコ

 

 

 

 

この約4年間。

 

この7人全員は、「昼は労働/夜は学校」の生活を共にしてきた盟友だ。

 

 

過酷な環境での大学生活だったため、この7人がまとまるには3年という時間を要してしまったが、「最後の1年」で十分4年分をみんなと過ごすことができたと思う。

 

 

 

 

この学校に来たのには、みんなそれぞれいろんな理由があった。

 

やっぱりみんな「学費の安さ」でココを決めていた。ウインク

 

 

 

一番謎だったのは、原西だった。

 

原西は、物凄く優秀で、4年間の成績は全て(オール5と同じ)だった。

実際ものすごく頭がよかった。

 

 

なので、何故ここに来ているのかが分からなかった。笑い泣き

 

 

このレベルなら、有名国立の特待生も可能で、学費免除で行けただろうに....

※原西は家庭環境に少し問題があった。

 

 

しかし、原西はクラスで断トツトップの成績だったため、先生の会社(大阪本社の超一流企業)へ、先生の推薦で入社(本社採用)した。※確か先生はその会社の部長クラスだった

 

超一流大学からの入社が殺到している企業へ入社できたのだから、蓋を開けてみれば、この学校でよかったんだと思う。

 

 

 

実は、原西はこの7人の中で、一番最初に結婚ウエディングケーキをした。

確か24歳の時だったと・・・・

 

 

イキナリ結婚に踏み切ったのだが、それには理由があって、

 

 

奈良か?どっかにいる、有名なよく当たる占い師のばあさんから、「君たちはすぐに結婚しなさい!」と言われたため、その3ヶ月後に結婚した。笑い泣き

 

どうしてそのばーさんの言うとおりにしたかと言うと、そのばーさんは、原西しか知らない秘密を数個当てたらしい。滝汗

 

 

もちろんその秘密は我々も知らないんだけど、ばーさんは質問からではなく、直球で。

 

このばーさん見てたんじゃないか?と思うくらい当てたため、全て信用したと。滝汗

 

 

 

しかし、原西は結婚1週間前まで、嫁以外に彼女が5人もいた。笑い泣き

 

最後の1週間をかけて、結婚の事実は伏せて別れたようだった。

 

こいつは、頭がいいので上手なウソをついたと思う。笑い泣き

 

 

 

 

友人たちとのなごみタイムを過ごした後に・・・・

 

私は大事故に遭遇することになるのであった。

 

 

つづく....

 

 

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