【要注意！】投資信託のリスク取り過ぎについて

こんばんは

アラサーアラフォー働く女性の資産形成アドバイザーのおぱんです(^^)/
今日は、

投資信託の2018年の損失が7兆円という事実

『投信　18年に損失7兆円　過大なリスクが浮き彫りに』内で掲載されていたグラフです↓

投資信託協会のデータを基に推計した追加型株式投信全体（上場投資信託＝ETF＝を除く）の年間の損益状況だ。18年の場合、投資家が投信に投じた資金は合計89.8兆円（17年末の残高66.6兆円に期間内に追加購入した23.2兆円を加算）。これに対して、手元に残った資金は合計82.8兆円（18年末の残高60兆円に期間中の解約・償還・分配金の計22.8兆円を加算）。この差額のマイナス7兆円が個人投資家の1年間の投資結果といえる。
投入資金に対する損失率はマイナス7.8％だ。
(↑マネー研究所の記事から抜粋引用)

ちなみに、2018年の下記の年間下落率は、
日経平均株価　▲12％
米国S&P500　　▲6％
米ドル為替相場　3％弱円円高
でした。
2018年このように厳しい相場ではありましたが、2018年に投資を始めた初心者の方においては予想以上に下落したと感じている方も多いのではないでしょうか。
ここで投資信託をやめるのではなく今一度リスクについて見直していただければと思います。

投資信託のリスクを考える

下記の表は投資信託の分類別の2013年～年間騰落率を表したものです。

上記表からわかることは大きくは2点です。

だから株式が悪いということが言いたいわけではなく、株式というのはそもそもハイリターンが狙える一方大きく損失が出る可能性があるものと認識した上で投資をしたほうがいいですよということなんですね。
特に対面の銀行での売れ筋商品を拝見すると、
『テーマ型（AI関連)の株式投資信託』や高い分配金が出る『ハイインカム株式ファンド』のような商品が多いのです。
これらの商品は、「過去の高いリターンを見てもらう」とか「高い分配金が出る」とか魅力的に聞こえやすいセールストークをしやすいため特に金融機関ではよく売れています。
こんなに高いリスクがあると知らずに入っている方が多いのではないでしょうか。
もし、2018年において思いのほか下落したと感じている方は、
上記表をご覧になり、自分がどれくらい損失が出ても耐えられるかということを理解した上でどのような投資対象が自分には合っているのかということを再度考えていただければと思います。

まとめ

本日は記事で『投資信託の2018年の損失が▲7.8％』ということを拝見し、投資信託のリスクについて改めて考えてほしいなと思い記事を書きました。
お客様のなかでも、過去のリターンや高い分配金の実績だけを見て投資信託を選択されている方や、金融機関で勧められるがままに投資信託を購入し、よくわからないまま非常に高いリスクの商品を保有されているケースが多いのですね。
そこで想定外に大きく損失が出て不安を抱えていらっしゃいます。

あくまでも一般的にはですが、年齢を重ねるほど、投資期間が短くなるためリスクの低いものに切り替えたほうがいいと言われています。
40代後半以上の方は特にリスクについて改めて考えてみてください。
あとは、初心者の方やご資金の余力が少ない方は、損失が大きくなるとそこで投資を止めてしまう方も多いです。
まずは分散投資で安定運用からスタートして、値動きに慣れてから自分に合う投資対象を見つけていくことをオススメします(^^)/

一人で判断するのは不安という方は、個別コンサルティングを承っています(^^)/
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