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今日は
18トリソミーという難病を持ち
15ヶ月で天国へ行った娘との話をしたいと思います
リビングには
ちょうど胸くらいの高さの
洋風のお仏壇があります
それは（無宗教なので）
お仏壇としてではなく
はるののお部屋としてあるのです
ガラスケースには
はるのの写真と玩具に
お菓子などが
カラフルに見えます
そして、下の扉を開ければ
はるののお骨が眠っています。
…はるののお葬式が終わってから
お骨をどうしようかという
問題が上がりました
もちろん
無宗教といえども
家では代々続く仏教を持つので
そこに従って
お墓に入るのが通常だとは思いますが
わたしはその時
どうしてもお墓の中に
はるのを入れたくなかったのです
なぜならば
家族のお墓のある場所が遠く
家から2時間以上かかる所にあるということと
はるのはずっと病院暮らしで
15ヵ月の命だったので
はるのを知っているお墓の住人は居らず
はるのを独りで
お墓の中に入れるのは
寂しそうで可哀想に
思ってしまったのです
はるのは今もリビングのお部屋で
一緒にテレビを見たりして
わたしたち家族と暮らしています。
…そうして１年くらい経った頃
友達が
お坊さんカフェでアルバイトをしているので
一度遊びに来てと誘ってくれました
お坊さんカフェは
最近、流行っているようで
外観は普通のカフェと変わりないのですが
カフェにはお坊さんがいて
特定の時間には
お坊さんがお客さんの話し相手になってくれるのです
わたしの席の前にも
お坊さんが座って
いろいろとお話をしてくださいました
このカフェに来たのは
もちろん友達に誘われたからでもありますが
はるのをお墓に入れていないことが
あの世にいる はるのにとって
悪いことになりはしないかと
気になっていたからでした。
…はるのをお墓に入れず
共に生活していることをお坊さんに話すと
お坊さんは
少し空（くう）を見ながら
考えて
そして
こう話してくださいました
「お母さんの気の済むまで
そうしたら良い。」
そして
ちょっと戯けて
「本当はお墓に入られた方が
お寺の経済面では良いのですがね。」
…説法を聞いて、心が軽くなる
宗教を持つ人が
世界中にたくさんいるのが
理解出来る時間でした。
今日も読んでいただき、ありがとうございました
2019年春、
やさしい美容皮膚科・皮膚科（仮）
を開院予定です。
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