ビールがおいしい季節になりました。
中国語の発音をカタカナ表記するのは難しいですね。
どうも、大学時代の選択第二外国語は中国語でしたかつおです。
お久しぶりです
実に2年以上ブログの更新を怠っておりましたが、まずは近況報告をば。
沖縄空手の稽古は地道に続けております。
この春に昇段審査を受けて、三段の允許を頂きました。
そして先日、4年ぶりに開催されました「第2回 沖縄空手世界大会」に出場し、カテゴリー別で何とかベスト16まで進みましたが、決勝進出トーナメント初戦で敗退。
次回の開催は4年後の2026年を予定とのこと。
今回、間近でレベルの高い演武を沢山拝見できたので、今後の稽古に活かしていきたいと思います。
チントウと脱銬拳
さて、本題なのですが、先の世界大会で4試合に参加したわけですが、そのうち3試合をこのチントウという型で戦いました。
松濤館流では「岩鶴」と呼ばれる型ですが、チントウ(チントー)の漢字は諸説あるようです。
挙動や手順も流派によって多少違いがあり、演武線も前後一直線だったり、斜めのものだったり。
斜めの物は、縦一直線だと狭い道場だと壁にぶつかってしまうので斜めに稽古していただけとの説も。
武術団の最も達者な人、もしくはその人の演武を「チントウ」と呼んでいたとの説がありますが、小生としてはこの説が一番しっくり来ています。かの拳聖 喜屋武朝徳の得意とした型だと言われていますね。
で、ですよ。
試合で演武したにも関わらず、未だ技の理合についての理解が乏しく、しっくりと型を稽古することが出来ずにいるんですよね。
ある方から聞いた話に、「中国拳法の脱銬拳の套路に似た挙動が多い」というものがあり、自分なりに比較検討してみようという試みであります。
まずはかつお渾身の編集動画をご覧下さい。
中国拳法の脱銬拳と、小生のチントウ演武の比較検証を行ったものです。
脱銬拳の動画は
こちらをキャプチャーしたものです。
脱銬拳の「銬」は、手錠の事で、前半の手枷を付けられたままでの動きと、後半のそれを外したあとの動きになっています。
チントウの演武は不肖かつおの予選3回戦の動画です。
脱銬拳の一部の動作を、土着の手(ティー)の動きと融合させたものが現在のチントウなのでしょうか?
脱銬拳の、後ろから羽交い締めにされた状態からの後ろ頭突きやヒップアタックは、クラヴマガにも似たようなテクニックがあり、洋の東西を問わず有用なテクニックであるなと思った次第です。チントウの中では「挟み打ち」の動作となっていますが、見た目が似ているだけに勘違いした可能性も?
いずれにしても、今後チントウという型の分解を考察するのにとても参考になるのではと思っています。
どう思われます?
ちなみに、相変わらずかつおの記事のソースはネット情報がほとんどで、その真贋についての考証も甘々であります。あくまでかつおの感得できた内容を徒然なるままに書き下しているだけですので、諸先輩方のツッコミなど忌憚なくお聞かせ頂けますと幸いです。