二〇二〇年文月四日
【後編】祟神が神様になった話
皆さま、こんにちは
前回の続き、気になりますよね
前回の記事
【前編】求菩提山にいた祟り神の話
今回は、後編をお送りいたします
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前回の続き、気になりますよね
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【前編】求菩提山にいた祟り神の話
今回は、後編をお送りいたします
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道幸よ!
良く来たな。
やっと来たな。
待っていたぞ!
道幸ーー!!
わしは、京都で学び、天才と呼ばれ、
最短で術も習得し、
求菩提、豊前を担うと任が下り、
栄光と誇りでいっぱいだった。
今ここから神通力を持ってこの世を
明るくしようと思って
嬉々と求菩提に帰れば、座主の策略にかかった。
嬉々と求菩提に帰れば、座主の策略にかかった。
彼に呼ばれた道の道中、穴に放られ、
沢山の仲間から大変な石を上からぶつけられ、
沢山の仲間から大変な石を上からぶつけられ、
穴からも出られず、
悔しくて、哀しくて、必死で叫んだ。
この求菩提が3坊になるまで呪い続けてやる!
この山に忌みあれ!と叫んだ。
その後は必死で使い魔を飛ばした。
彼らも命がけで石を放った。
そしてわしの体は、その後完全に駄目になった。
しかしわしの声を神は聞いた。
山に激しい闇が来たのだ。
わしは、関わった者子々孫々まで
わしは、関わった者子々孫々まで
呪うと誓った。
その後求菩提の山伏、行者の者が
わしを祓に来たら返り討ちにした。
縛ったり封印する者は全部食ったぞ、道幸。
全員食ってやった。
そしてこの山には誰もいなくなった。
でもな、もう疲れた。500年。
その情熱も怒りの力も弱まり始めた。
その情熱も怒りの力も弱まり始めた。
もう疲れたのだ。
今日と言う日を待っていた。
頼む、道幸よ、私を讃えよ、神にしてくれ!
わしを救ってくれ!
わしを助けろ、道幸
私は祟った。命がけで憎んだ。恨んだ。
でももういい。そんな物の為に
生きたわけではない。疲れたのだ。
私は、もういい。
お前達も、恐れの人生、罪の人生、恥の人生、
罰の人生、全部許してやる!
許す!!
だから、お前達も、生きろ!
生きろ!
涙が溢れていました。
私の能力を分かち合う、使え!使って生かせ!
私は死なない、道幸よ、私を生かすのだ!
生かしてくれ。
神を讃えよ!栄光を!
そしてお前達は生きろ!と
おっしゃっていました。
そしてもう一度道幸先生が大祓いしたら、
不思議な光があたり一面降りたのです。
不思議な光があたり一面降りたのです。
つい先程まで暗やんでいた現場の中心まで
美しく輝きながらその光は広がりました。
救いが来たのだ、とわかりました。
ゆっくり時間は流れました。
その後、玄冲様の碑まで歩き、経を読み、
帰りました。←不思議と道はわかりました。
その時こそ、山から光が大きく開き、
全ての者を照らしました。
皆さんの首から後ろからの光が天に
繋がっているようにみえました。
私達の人生にも、天から御加護を頂いている事
、繋がりを頂いている事、わかりました。
これからの栄光の為に。
光が来たのです。
道幸先生は、玄冲神をお救いになりました。
魔性のような鬼を生かし、供養し、神にする。
そこに、栄光がもたらされるのです。
そこに、神の御加護があります。
そこに、真実の救済があるのです。
鬼が鬼のような事を言ったとしても、
なんだと言うのでしょう。
恐れずに向き合い、光を見る。
その中にある光を見ずに、
なんだと言うのでしょう。
それが、魂の世界、神の世界、栄光に
繋がる道です。
私や全ての者が救われ続けた道なのです。
ここに、神あり。
そして、道幸先生が今から作る世界に
胸が晴れるなと思いました。
玄冲大明神
神に栄光あれ。
その夜は周囲の全てに膝を折り、
感謝を捧げました。
全ての生に感謝。
道幸先生が晴らした山、未来どんな素晴らしい
世界があるのでしょうか。
先生や先生に関わる方どんな光が
差すのでしょうか。
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amourrose815 at 12:12│Comments(0)│神社
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