ヤンキースがドラフト1巡目で大学生捕手のオースティン・ウェルズを獲得しました。

ヤンキースの正捕手といえば、守備力がワーストのサンチェスであり、バックアップは実績不足のヒガシオカに、高齢のアイアネッタとグラッツと極めて脆弱です…

正捕手クラスのロマインがFAでチームを出て行き、贅沢税の関係などから良いバックアップ捕手を獲得することができず、

キャッシュマンGMは一体どうするのかと思っていましたが、ドラフトで有望株を獲得することで手を打ったようです。

オースティン・ウェルズについて、キャッチャーとしての資質はパトリック・ベイリーなるものの方が上のようですが、

打撃力だけならどうやら大学生ナンバー1捕手という触れ込みのようです。。

しかし、、この期に及んでヤンキースはまだ守備力よりも打撃力の方を上に考えているのか、、、

という違和感もありますが、

ドラフト前のCBSスポーツの評価では、ウェルズは26番目のプロスペクトに位置づけられていたという事であり、守備力も相応のものを備えていると理解しています。

なお、大学での成績は71試合に出場し、打率357、出塁率476、長打率560、7本塁打だそうです。

数字からは中距離タイプのアベレージヒッターだと捉えられます。

 

左打ちということであり、右偏重のヤンキース打線においてグッドです!

ヤンキースの各打者は、本塁打は多いものの打点が少なく低打率で三振も多いといった傾向がありますので、

将来的には打率290、20本塁打、90打点くらいの成績を叩き出せるようになってくれると有難いです。。

もし、打撃が奮わなければ、守備やリードでチームを引っ張れる存在になって欲しいと思います。

ヤンキースのチーム事情を踏まえれば、数年以内のメジャーデビューが期待されます。

となると、サンチェスの捕手生命はせいぜい3年程度と考えられます。その後はDH専任(または1B?無理か!)あるいは打撃力に低下が見られればトレードの可能性もあるかも知れません。

ウェルズ獲得により、サンチェスの尻に火が付いて捕手としてのレベルもアップ!という効果も若干期待しています。。。