2018年10月18日投稿 → 2019年08月10日更新

tamehome 屋内給排水 2階 配管

いつもお読みいただきありがとうございます。

今回は、屋内の給排水工事(二階用配管)について書いていきたいと思います。

前回は、小屋裏の断熱材(吹込みグラスウール)の話について書いていますので、まだの方はこちらからどうぞ。


◇◇ もくじ ◇◇ 

■屋内給排水工事の配管
■我が家の施工状況
■屋内給排水工事の話まとめ



屋内の給排水設備ですが、基本的には、配管部分と洗面台などの水栓などの設備部分についてチェックしていくといいと思います。

特に配管については、ブログなどの記事になっていることも少ないと思います。

タマホームもそうですが最近の住宅では、ほとんどでサヤ管ヘッダーという工法(材料)が使われていて、メンテナンス性に優れた構造になっています。
t11
※積水化学工業さんからお借りしています。

サヤ管ヘッダー式の特徴は赤丸で囲ったヘッダーと呼ばれる部分で、そこからサヤ管と呼ばれる管で一般住宅の場合には床下の基礎の上などに敷設されていて、水漏れなどの不具合の時には、ヘッダーの部分のバルブで使って原因の特定や交換が簡単にできる仕組みになっています。

一昔前は、配管がコンクリートに埋め込まれていたりして、漏水の際にはメンテナンスに一苦労なんてこともありますので、現在ではほとんどの場合サヤ管ヘッダーが採用されています。

ちなみに通常は、冷水が青色温水が赤色の管に分けられます。

1階床下の部分は後日記事にしますが、二階部分の水廻りにもヘッダーから送水される配管になっています。



我が家の施工写真です。
DSC05221
この立ち上がり部分の床下にヘッダーがあります。

赤と青の管が給水で、その右側の白く巻かれている管が排水になります。

こちらは天井部分に取り付けられた配管の写真です。

画像の右側が排水の水上で左側が水下です。(左側に向かって排水されていきます。)

DSC05228

DSC05211
こんな感じで2階部分への給排水は、1階の天井裏部分と2階の床下の間を通って配管されています。

チェックポイント

排水管については、自然流下になるので配管ルートと流末方向に下り勾配(1%以上)になっているかチェックしましょう。

どこかの施工不良の写真でみかけたことがありますが、梁を削ったり貫通をするような配管は基本的に論外です。(多分そんなことはしないと思いますが・・)

我が家は、職人さんが何度も何度も角度を気にして調整してくれているのを見かけました。

我が家は丁寧に施工して頂いていました。(感謝)



こんな感じで2階部分への給排水の配管が進んでいきました。

ちなみにですが、我が家の場合だけなのかどうかわかりませんが、契約時の設計段階では屋内給排水工事の2F部分の詳細な配管図はありませんでした。

施工が始まってからお願いして大まかな図面はもらうことができましたが、恐らくは設備屋さんが現場をみて配管ルートを決定しているようです。

特に2階部分の排水については、ルートによって排水音(水が流れる音)が聞こえることがありますので、寝室や客間などの居室の上を通すようなルートは控えた方がいいと思います。

そのあたりは工務さんや業者さんに声をかけてみるといいかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございます。

1階部分の続きの後ほど書いていきたいと思います。


では、よい家づくりを。


よろしければポチッとお願いします。
にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 タマホームへ
にほんブログ村


タマホーム(一戸建)ランキング


続きはこちらからどうぞ。