更年期でやる気が出なくて家事も何もしたくない!やる気を出す方法とは?

 

更年期になると、倦怠感や疲労感から「やる気が出ない」「もう何もしたくない」、と意欲がなくなり無気力になることがあります。これも更年期の症状の1つ

家事や仕事で毎日やることが山積みで、いやいやながら無理やりなんとかこなしていませんか?たとえ、ベッドなどで横になって休めたとしても、家族から「怠けている」と文句を言われると、ストレスがたまり症状がさらに悪化することも。

 

人生の折返し地点にあたる更年期の女性は、心身ともにいろいろな症状で疲れやすく気力が低下するのは当然ですね。ここでは、まず自律神経のバランスを整えながら、あなたが少しでもやる気を出せる方法を紹介します。

1.自律神経・副交感神経を働かせてリラックスすることがポイント

睡眠を充分にとる

遅くまで起きている人は、なるべく夜更かしをせずに、いつもより早めに寝るよう心がけて。なかなか眠れない場合も、とにかく布団の中で体を休めること意識して、体の疲労を少しでも軽くしましょう。

眠りやすいように、照明も工夫を。明るすぎると安眠を妨げるため、暖色系の明かりがおすすめ。そして眠る直前までパソコンやスマホのブルーライトを浴び続けるのは厳禁です。眼精疲労の原因にも。

 

 

運動を習慣に

体を動かすことにより、血流がよくなって眠りにもよい影響があります。外の空気を感じながらできる、サイクリングやウォーキング、ジョギングなど一定のリズムの有酸素運動がおすすめ。セロトニンが分泌されて気持ちも安定するので、気分転換にいいですね。

なかなか外には出られない時には、室内でできる簡単なストレッチやヨガで体をよくほぐして血流を促そう。

 

 

食生活の改善

自律神経を整える下記の食品を食事にぜひ取り入れてみて。野菜や果物、魚介類バランスよく食べましょう。

ビタミンC     キウイ バナナ みかん いちご 
ビタミンA      緑黄色野菜 レバー
ビタミンE     ナッツ類 たらこ ウナギ  アボカド
ビタミンB1    豚肉  大豆 うなぎ 玄米
ビタミンB6    マグロ サンマ カツオ 鮭 レバー
ビタミンB12  アサリ 牡蠣
カルシウム      乳製品 大豆製品 小魚

 

 

入浴

ぬるめお湯(38~41度)にしっかりつかり、体を休めましょう副交感神経に切り替わるため疲労回復に効果的。シャワーだけでは、リラックスできませんよ。

温熱効果で充分血行が促進されますが、ゆっくり体全体をマッサージをすると、肩こりやむくみにもいいのでおすすめ。好きな香りの入浴剤やエッセンシャルオイルなどで香りも一緒に楽しんでくださいね。水分も取って長風呂には注意。

 

2.やる気が出ない時やる気を出す方法は?

早起きして必ず朝食を食べる

早起きしたら、朝日を浴びて体を目覚めさせましょう!この時にストレッチや体操などで軽く体を動かすとさらにいい。朝食も家族だけではなく、自分自身のためにも必ず用意して。

朝食を食べることにより、やる気のスイッチへ切り替わりやすくなります。早起きを習慣にして、朝から簡単にできるものを普段から準備しておくと便利。

 

 

とにかく動いてみる

「体がだるい」「やる気がしない」から動かない、から一歩進んで、なにも考えず、考えが浮かぶ前に行動してしまいましょう!動くことによって、心の雑音が静まり、「あれ、なんとかできている」と気づくことも。

簡単なことでいいので、動いてやってみることに意味があります。例えば、「今日はいつもより1本早い電車に乗る」「古い写真を少し整理する」「連絡がきた友達と久しぶりに会ってみる」など。

家で作業する時には、好きな音楽をかけると、はかどりますよ。それができた時の自分の小さなご褒美も考えておいて。

 

 

休む時はしっかり休んでメリハリを!自分を責める必要はなし。

そして、どうしても体が動かない時、どうしようもない時は無理はせず、自分を優先して休んでください。元気に見える人と比べて、自分はダメだと自己嫌悪に陥る必要は全くなし。

何もしない時間も、やる気が出た時に行動するための必要な準備期間更年期は、周りを優先しすぎないで、協力してもらいながら、自分のために休むことも忘れないでください。開き直って甘えてしまってOK。

 

まとめ

カルメン・デロリフィチェ

  • 眠る前も工夫して睡眠をしっかりとる
  • 有酸素運動で気分転換
  • 食生活も見直して自律神経を整える
  • 血行促進のほかリラックス効果が高いためお風呂はシャワーだけですまさない
  • 規則正しい生活のため早起きして朝日を浴びる 朝食も外さない
  • やる気を起こすためまず動いてみる
  • 休む時には遠慮せず自分のために休む!

何もしたくない、やる気が出ない時は自分が歳を取ることにも悲観的になりがちです。「自分はもう歳だし、この先希望もない…」なんて。若い時には想像もしなかった不調を経験しながら、生活しなくてはいけないから。

上の写真の美しい女性、ご存知の方は多いと思います。80歳を超えて堂々とした輝きを放っている世界最高齢のモデル、「カルメン・デロリフィチェ」。彼女も更年期を過ぎて、年齢を重ねその表情は穏やかで自信に満ち溢れていますね。

 

これだけ美しいのだから当然、と思われるかもしれないが、その姿から「年齢が限界にはならない」という強いメッセージが伝わってくる。実際に彼女は、若いころよりも、さらに美しくなっていることに何よりも驚いた。

女性は、若い時だけが「花」ではなく、これから先も自分しだいで咲き続けられる、と教えてくれる唯一無二の女性。私たちも学ぶことは多いですね。

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