【本格中華】口水雞:よだれ鶏。日本でも人気な四川定番小菜【本格レシピ】

“口水雞”とは…

口水雞(Kou shui ji)。

中国名”口水鶏”。こう書くと、やや聞きなれない料理名かもしれないが、実は最近日本でも人気が高まっている”ある料理”のことである。

“口水”とはその漢字からも想像がつくように”よだれ”という意味であり、つまり口水鶏とは日本でいう”よだれ鶏”のことである。

口水鶏は茹で上げた鶏肉にラー油を使ったタレをかけた四川料理の代表的な小菜の一つ。四川料理定番の食材であるナッツやパクチーも使われる。

パクチーといえば、日本ではタイ料理の食材として認識されている場合が多いが、中国でも非常に馴染み深い食材で香菜(シャンツァイ)と呼ばれて親しまれており、この”口水鶏”においても香りの決め手となっている。

*ちなみに、パクチーを苦手にしている人が結構いるらしいが、実は日本人にも馴染みある食材で、カレーに使われるスパイスのひとつであるコリアンダーの葉茎部である。

ちなみに、料理名の由来は諸説あるが、一説にはその美味しさは”よだれが出るほど”であるということらしい。

正直、ネーミングセンスは良いとは思えないが、味は確か。では口水雞の本格的なレシピを紹介しよう。

“口水鶏(よだれ鶏)”の本格レシピ

口水雞:よだれ鶏

茹でどりにラー油ベースのタレをかけた四川料理の代表的料理の一つ。辛味と酸味が口ザッパりとする冷菜。
Prep Time 1 hour
Cook Time 10 minutes
Course Appetizer
Cuisine Chinese
Servings 2 people

Ingredients
  

  • 1 鳥もも肉 骨無し
  • 1 葱の緑の部分
  • 5 生姜 スライス
  • 適量 料理酒

ラー油たれ

  • 2 大さじ ラー油
  • 1 大さじ 醤油
  • 1 大さじ
  • 1 大さじ 砂糖
  • 1 大さじ 炒りごま
  • 1 小さじ 五香粉

飾り付け

  • 適量 パクチー
  • 適量 ピーナッツ

Instructions
 

下準備

  • まず鶏胸肉の調理から。鍋にたっぷりの水と少量の塩をいれ、お湯を沸かす。沸騰したら鶏胸肉を入れ、すぐに蓋をして火を止める。そのまま30~40分放置して余熱で火を通す。
  • 香辛料などの香りを移した油を粉唐辛子に注ぎラー油を作る。
    作り方の詳細は別記事にて>>本格ラー油の作り方
  • ナッツはビニール袋などに入れて砕いておく。
  • パクチーは手でちぎると香りがよく出る。

タレ作り

  • 容器に砂糖を入れ、中華醤油、穀物酢を加えてよく混ぜ溶かす。
  • ラー油、花椒、五香粉を加え、しっかりと混ぜる。

仕上げ

  • 冷めた鶏肉を削ぎ切りにして皿に盛りつける。
  • タレを回しかけ、胡麻、パクチー、ピーナッツを散らして完成。
Keyword 茹で鶏, 鶏肉料理

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