教育

農業教員を目指している人へ向ける「農業」の勉強法『筆記編』

今から6年前、教員採用試験の勉強をしている時に感じたことは、教員採用試験対策の「農業」の本がない!ことです。

色々な書店に行ったり、インターネットでも検索かけたりしましたが、マイナーな教科のため、対策本までは出ていないようでした。

 

いつも、書店に行く度に他の教科はいっぱいあるのになぜ・・・・

 

と落胆する日々でした。

インターネットで勉強方法等を検索するも、なかなか出て来ず、自己流でやるしかありませんでした。

 

Contents

科目:農業ってマイナーで範囲がとても多い。

 

「農業」は各都道府県によっても出題範囲が違うと思いますが、多いところで科目農業の全て(30科目)が出題範囲となるため、勉強することが多過ぎて何から手をつけて良いのか分からなくなります。

私は、園芸系(農業と環境、野菜、草花、果樹、作物)をメインに学習していました。

というのも私の中で農業といえば園芸だったから。というのもありますが、出題される可能性が高かったからです。

また、園芸が一番理解しやすく、勉強していてとても楽しかったです。

「楽しむこと」も重要だと思います。

なんせ楽しめないと本当に辛いので

 

農業技術検定を勉強する

農業技術検定とは、農業を学ぶ学生や農業を仕事にしたい人のための検定で、農林水産省・文部科学省の後援を受けている検定でもあります。

私は、当初はそれぞれの教科を勉強するために農文協の本を購入し、一つずつ学習したりもしましたが、非常に効率的にできたのが、「農業技術検定」の学習です。

農業技術検定は先ほどの園芸系を網羅していることは勿論のこと、畜産、食品、農業経営についても触れられていますし、2級、3級はテキストや過去問が充実しています。

農業鑑定競技の勉強をする

農業鑑定競技は農文協がテキストや過去問を解くことで知識を高めることができます。また、農業鑑定競技の範囲を勉強することは臨時で採用されている時はもちろん。

採用後も全国大会へ出場する生徒の指導に非常に役に立つ知識であることは間違いないと思います。

私は、今になって農業鑑定競技の勉強をしていますが、農業鑑定競技はかなり奥が深く、本当に勉強になります。

教員採用試験では、実物鑑定のような問題が出ることは少ないかも知れませんが、それぞれの項目について深く学ぶことで自身にも繋がりますし、それぞれの知識がリンクして学び易くなります。

 

とにかく色々な都道府県の過去問を解きまくる。

そんなこと言ったって過去問が売っていない・・・・

安心して下さい。

書店では過去問等の扱いがないのですが、各都道府県のホームページにアクセスすると過去問と解答をダウンロードすることができることがあります。

私はGoogleで「教員採用試験 農業 過去問」で調べていました。

ある程度実力がついたな。と感じたらやはり実践が一番だと思います。また、自分の弱点も知ることが出来たり、出題のされ方や傾向(これは都道府県によって違いますが。)を理解することが出来ます。

いやっ、私は地元しか受けません!っという人も他の都道府県の問題を解いて、問題慣れすることが重要だと思います。

 

最初にも言いましたが範囲が多過ぎて勉強してもキリがありませんので、こまめに実力を確認して自信をつけたり、やるべき所を発見することで時間を効率よく使うことができるはずです。

 

まとめ

農業の教員になるための難所である教員採用試験に受かるためにも勉強は必要です。

  1. 農業技術検定の勉強をし、検定の過去問等を解く
  2. 農業鑑定競技の勉強をし、過去問を解く
  3. 様々な都道府県の過去問を探し、解く
    (弱点ややるべき勉強の単元の見える化)

農業の勉強はとにかく奥が深いので学ぶのが楽し過ぎてのめり込んでしまう傾向がありますが、是非とも効率よく勉強して、農業教員を目指して下さい。

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