教育

保護者懇談会、三者懇談会っていりますか?

どうも農トラ育です。

皆さんの学校では保護者懇談会や三者懇談会って行われていますか?

私の勤務する高校では、実施されているのですが、教員の負担になっていますし、保護者の方々の負担にもなっており、誰トク?っという状況になっているのが現状な気がします。

今日は保護者懇談会、三者懇談会について書きたいと思います。

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そもそも高校までの距離が遠い

小学校、中学校と違い、高校は校区もなくなるので自由に学校を選択することができます。

それ故に遠方から通学している生徒も多いです。

私が担任した生徒で一番遠かったのは、高速道路を使って45分位かかる生徒です。

生徒自身は特急券を使用して学校に通学していましたが、往復1時間30分掛けて15分の懇談会に参加していただくのは気が引けます。

これは家庭訪問も同じなのですが、各家庭、地域がバラバラなのに、全ての家庭を一軒一軒回る労力は半端ありません。

家庭訪問が高校でも実施されているということは衝撃的でしたし、いまだにその必要性が見出せません。(必要ですか?)

内容は文書で渡せば十分

三者懇談会や家庭訪問の内容って文書で渡せば十分なことが多いと思います。

もちろん、実際に会って話した方が良い場合もありますが、それは全体の1〜2割程度だと思います。(個人的見解です。)

そのようなご家庭に対しては当然伺うべきだと思いますし、場合によっては学校にきていただき、お話をさせていただくことがあると思います。

保護者の方々にとっても、特に話すことも無いのになぜ?っと感じている方もいらっしゃると思いますし、お仕事の都合もつけていただき、時間を取って頂いているのは申し訳ないです。

そんな私が三者懇談会で心掛けていること

私は三者懇談会等の実施については否定的ですが、学校としてやると決まっていることなので実施しています。

上記の通り、保護者の方々の貴重な時間を頂戴するので10分〜15分の間、できる限り笑って該当生徒のことを褒めちぎることを意識しています。

三者懇談会で笑い声ばかり聞こえるので、隣で三者懇談をしている先生から、「真面目にやってる?」っと聞かれるほどです。

当たり前のことかもしれませんがとにかく良いところ、学校での出来事などを面白おかしく話し、保護者の方に学校での様子を伝えることに徹しています。(もちろん進路や成績などについても話しますが、そこはサラッと)

そこで話すネタを用意しておくためにも日頃から手帳にメモを取って、日々の当たり前の出来事も記録するようにしています。

また、待っている保護者のために、廊下にiPad等を置いて、写真をスライドショーで見れるようにしておくことで、普段見ることのできない子どもの活躍や笑顔を見る機会になると思うのでオススメです。

本校は携帯電話の持ち込みも禁止ですので、保護者にとっては中々学校の活躍を見る機会がないので・・・

まとめ

個人的には三者懇談会、家庭訪問は高校では不要。

しかし、どうしてもやる必要がある場合は、とにかく該当生徒の学校での様子を楽しく話すことに徹する。

もちろん、進路や成績について真剣に話す必要があれば臨機応変に・・・

教員の働き方改革のためにも簡略化して欲しいところではあります。

今後の動きに期待します。

 

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