教育

教員こそブログをやるべき理由

どうも農トラ育です。

最近、本屋に行くと「アウトプット」に関する本が増えているような気がします。

アウトプットによって知識が定着しやすくなるとも言われ、自身の成長にも繋がるのです。

 

「お金」もそうだと思うのですが、貯めてばかりでなく、使ってこそその真価が発揮できるものだと思います。

もちろん貯金(インプット)も大切だと思いますが、
インプットだけでなく、
それらの知識や技術を使ったり、
伝えたり(アウトプット)するコトでその真価を発揮するはずです。

 

プロフィールにも書いていますが、私は教員です。

教員は下手なコトを書くとすぐ叩かれるのでブログを書いている人は他の職種に比べると少ない気がします。

しかし、教員こそブログを書くべきだと思うので今回はその事について書きます。

Contents

教員は常日頃からアウトプットしている。

教員は常日頃から生徒に対して自分自身の持っている知識・技術をアウトプットしているため、アウトプット能力が長けている。

 

っと勘違いしています。

 

もちろん教える技術が高く、生徒を惹きつける授業を行ってる先生がいる事も事実ですが・・・

全員がそうとは思いません。

 

生徒が黙って聞いているのもそれは授業だからであり、
ちゃんとノートを取るのも提出義務があったり、テストがあるのでそれが無いと困るからだと思います。

また、生徒と先生という関係もあり、ちゃんと聞いていない生徒がいたら注意をして授業を(半ば強制的に)聞かすこともできたり、
生徒の中にも授業だからちゃんと聞かなければという意識があったりするはずです。

 

そのような環境にいつもいる教員にとってはなかなか自分自身の授業を客観的に見たり、様々な業種の方に評価していただく機会は少ないと思います。

 

もちろん「研究授業」と言われる、他の先生方に見ていただく授業はありますが、そこで頂く意見は教員目線のものばかりです。

 

教員が生きている世界はあまりにも狭すぎる。

ある日そんな風に思ってしまいました。

人生一度きり

どうせなら自分自身の力を外で試してみたい。

そう思って私は2018年8月にこのブログを開設しました。

 

ブログは世界に発信するツール

 

教員になる志望動機には色々あると思います。

  • 「教える事が好き」
  • 「何かを伝えたい」
  • 「誰かの役に立ちたい」
  • 「成長の喜びを感じたい」

などなど様々な理由が挙げられるのではないでしょうか?

 

それを学校内の活動で終わらせるのはあまりにももったいないと感じませんか?

せっかくの皆さんの知識を学校内、もしくは地域内だけで終わらせるのでなく、

世界中の人々の為に使う事ができたら素敵じゃないですか?

 

ブログは世界中の人が見るチャンスがあります。
(日本語で書いているので日本語という少数言語を理解できる人に限定されますが・・・)

 

もちろん、不特定多数の人が見るわけですから、変なこと書けませんし、

文章にも責任を持って書かなくてはなりません。

 

そして、授業と違って読んでくれる人が
「つまらない」「分かりづらい」と判断した場合はすぐに去ってしまいます。

なので文章も「面白く」「分かりやすく」書く必要があります。

 

それって授業作りと一緒ですよね?

 

「面白く」、「分かりやすい」授業は誰もが目指す所だと思います。

ブログを書く度に「誰かにモノを伝えるスキル」が上昇していくはずです。

 

ブログによって上がる教員の資質

ブログを書く事で向上するスキルは多くあると思いますが、
「文書作成能力」「情報を深掘りする能力」「プレゼンテーション能力」が教員にとっては特に関係する能力かと思います。

文書作成能力

授業での板書がより分かりやすいモノになるだけでなく

企画書を作成する際にも大変役に立つと思います。

相手にどのようにすれば伝わるか、伝わり易いかを研究して書くことによって文書作成能力が向上します。

文書作成が上達すれば、国語の先生に頼っていた小論文指導もある程度は自分で添削が出来るようになりますし、生徒からの信頼も上がるでしょう。

 

情報を深掘りする能力

ブログを書く内容は基本的には自分が自信のある内容だと思いますが、

ブログとして世界に発信するためにはその知識をさらに深掘りする必要があると思います。

そのためには「本」を読んだり、「インターネット」で調べたりと知識がどんどん深掘りされていきます。

それにより授業で使う情報にも深みが増し、様々な情報を駆使しながら授業を展開できます。

 

プレゼンテーション能力

「誰か」に「何か」を伝えるためにはどうしたら良いのか、

ブログというプレゼンテーションツールを使って情報を伝える練習をすることで

授業で「生徒」に「授業の内容」を伝える際にも生かすことができます。

プレゼンテーション能力は授業の質に大きく関わってきます。

生徒の学習意欲を掻き立てるようなプレゼンが必要だからです。

 

ブログを書くことにより、プレゼン力も確実に磨かれます。

まとめ

ブログを書くことで様々な能力が身につき、学校外にも自分自身の知識や技術を発信することができます。

教員は多忙過ぎてそんな時間ない!っと言われる方もいるかも知れませんが時間を捻出し、休日等を利用すれば必ず出来ると思います。

ブログが趣味になれば趣味として時間を使いながら自分自身の情報発信と能力向上に繋がります。

大変お忙しいとは思いますが是非一度トライしてみてはいかがでしょう。

ポイント
  • ブログで情報発信
  • ブログで能力向上
  • ブログで授業力up

楽しいブログライフを・・・

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