とあることから画家を目指し、弟の力を借りながら
苦悩し、絵画を描くことに情熱をささげたヴィンセント・ファン・ゴッホの自伝的映画です。
セザンヌ、ゴーギャンなど、同時代に華々しく活躍した画家たちとの対比や、芸術家としての孤独を濃密に描いています。
ゴッホを演じるカーク・ダグラスや、
ゴッホの絵のモデルとなったタンギー爺さんなど
役を演じている俳優達も、モデルとなった人物に似せているところに監督であるヴィンセント・ミネリのこだわりが感じられます。
少し古い映画ではありますが、今なお我々の心に語りかける、
観るに値する映画の1つではないでしょうか。