「音楽&オーディオ」の小部屋

クラシック・オーディオ歴40年以上・・身の回りの出来事を織り交ぜて書き記したブログです。

連日の図書館通い

2020年09月20日 | 独り言

1か月ほど前のブログでボケ防止のための「ドリル」について言及したことをご記憶だろうか。



爾来、せめて毎日1時間ぐらいは取り組まねばと努力してはみたものの、悲しいことに集中力が持続しない。せいぜい20分も続けばいい方だし、それにちょっとひねった問題にぶち当たると、すぐにあれやこれやと気が散ってしまう。

自分の頭は想像以上に劣化し、退化していると思わず戦慄を覚えてしまった。もともとそれほど出来が良くないのに、ますます悪化の一途を辿っているわけですけどね(笑)。

これじゃいかん!

そこで先週から気合を入れ直して図書館に通いながらドリルに取り組むことにした。

午前中の9時から11時半までを当て、日曜と月曜日(休館日)だけお休み。

すると、あら不思議、図書館だと気が散ることなくかなり勉強に専念できるのである。

我が家にはオーディオをはじめ魅力あふれるものがあり過ぎて勉強する環境には相応しくないようだ(笑)。

人生において優先すべきものは、何よりも「頭脳+体力」の維持が一番で趣味とか娯楽はその次だと思えるのだがはたしてどうでしょうか。

そして図書館通いを始めると、当然のごとくついでに本を借りることになってもはや溜まる一方になる。

3か所の図書館から目いっぱい借りるとなんと25冊にもなるのだから、返却期限(2週間)に間に合わせるためにはいくら時間があっても足りない計算になるのは必定。

そこで、いつも目に触れて視覚に訴えることが大切なのでオーディオ機器の前に並べて目立つようにしている。



「パソコンに収蔵している曲目をなぜ聴くことが少ないのかといえば、それは常時目に触れないからだ」と、何かの本に書いてあったのを参考にして、大切なものは常に目に触れるように心がけている。

そういえば「男女の仲」でも常に接触していると何かしらの感情が湧きたつ経験をした人もあるのではないだろうか。ただし、家内だけはマンネリで例外ですけどね(笑)。「去るものは日々に疎し」という言葉もありますよ。

それからもう一つ。

これまた先日のブログに登載した「エイプリル・イン・パリ」(チャーリー・パーカー)のCDの件。



「どなたかこのCDをお貸し願えませんか」と、末尾に記載していたところ、メル友の「I」さん(東海地方)から、さっそく「ハイ、持ってますので送付します」という、ありがたいご返事。やはり持つべきものは「メル友」さんですね。

さすがはジャズのオーソリティ「I」さんだけあって、次のようなコメントが付いていた。

「ジャズマンとストリングスの共演はジャズマンにとっては夢のようなことらしいのですが、名演は案外少ないように私は感じています。

その中でも、さすがパーカー!!! 天才肌とはこういうことを言うのかと思わせる快演です。

ところで、パーカーは”バード”と呼ばれていますが、その由来は、「チキンが好物だった」というのが通説のようです。

私は違うと思います。そのアドリブの自由さ自在さ、曲の始めから最後まで見通している視野の広さ、このようなパーカーの演奏が、恰も鳥が空を舞うが如しだったからだと・・・そのほうが説得力があると思いませんか(笑)」

さっそく、ジャズ向きのシステム「D123+175ドライバー」(JBL)で聴いてみた。

「チャーリー・パーカー」(アルト・サックス)といえば、後世に多大な影響を与えた「ジャズの神様」みたいな存在なので、かなり尖った演奏を予想していたのだが意外なことに柔らかくて自由自在の闊達な演奏に思わず目を見張った。

「恰も鳥が空を舞うが如し」という表現に、心から納得です。

「I」さん、どうもありがとうございました。

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