7月12日(金)付けの「日本経済新聞」に次のような記事が載っていた。
「フジクラ」(株)が「超電導線材」を開発したという話だが、従来の線材に比べて電流を流せる容量が3割以上も大きいという。
これって、もしかして「オーディオ用ケーブル」に応用できないだろうか?
さっそく「フジクラ」でググってみると、同社はすでに電源ケーブルを発売していたが、今のところ高級品としての位置づけにはなっていないようだ。
ケーブルにはひとかたならぬ興味がある自分にも未知のメーカーである。
したがって、今後、同社の新製品には要注目といったところだが、電源ケーブルに留まらず、RCAケーブルにもぜひ手を広げてくれれば言うことなし。
とはいえ、そもそもケーブルってオーディオシステムの中でどういう位置づけにあるんだろう?
周知のとおり機器と機器をつなぐ役割しか持っていないので所詮は陽の当たらない「縁の下の力持ち」的存在だが、実際に使ってみた経験から言わせてもらうと、ケーブルによって音の質感が明らかに変わってくるのでとても重要な存在だ。
ただし、偉そうに言うわけではないがシステムのレベルが冴えないとどんな高級なケーブルを使っても同じことではある(笑)。
そして、このことを裏付ける資料として見つけたのが「RCAケーブルで音に変化はあるのか?」というブログ。せっかくなので内容をかいつまんで紹介させていただこう。
別に「無断転載不可」の記載も無いようなのでどうか悪しからず。もし抗議があればすぐに撤去します。
ちなみに、よそ様のブログを拝見していると「無断転載不可」と書いてあるのをちょくちょく見かけるが、ネットで公開している以上「無断転載」を禁じるなんて無意味だと思っている。
転載してほしくないなら「そもそも初めからブログに載せるな!」と言いたいところだが、これっておかしいですかね。読者の皆様はいかが思われますか(笑)。
話は戻って、この興味深いブログの計測図では3種類の線材を実験した結果400ヘルツあたりから違いが出てきたそうだ。
とりわけ1000ヘルツあたりから線材ごとに顕著な乱高下が見られるのがそれ。
線材の違いの理由としては「ケーブルの抵抗値の違い」「ノイズによる影響の差」が指摘されていた。
「抵抗値の違い」とは、まさに冒頭の「超電導線材」に大いに関係してくる話。
フジクラさん、どうか「PAD」(Purist Audio Design)をはるかに上回るような画期的な「電源ケーブル」と「RCAケーブル」を開発してくださいね。
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