退職者の年金。余命の間、預金で生活が続くか、問題はないか?

待望の年金です。

これで健康、文化的な生活ができるのでしょうか?
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厚生労働省から、平成29年における平均寿命や平均余命が発表されたのは、前回、取り上げました。

定年です。寿命、余命、健康、年金、預金、家族。大変ですね。
https://teinen-5656.blogspot.com/2018/09/blog-post_18.html


例えば、70歳の人がこれからどのくらい生きられるのかを計算してみました。

そこでは、平均として、データの上では70+15.73=85.73です。
計算上は85歳ちょっとまで生きることになります。


その間、健康でなくては、趣味が無くては、家族の仲が良くなければ・・・、

きりがないですね。



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(収入)

そこで次に気になったのは、収入です。

70歳の人は、これから15年を生きていくための資金を確保しなければなりません。

一般的には、預金などの蓄え、退職金、人によっては不動産、それと今後の収入がその資金です。

退職金は、多くの金額をもらった人もいれば、少しの金額の人もいるかもしれません。

また、その退職金を住宅ローンの返済に充てた人もいれば、そっくりそのまま残してある人もいるでしょう。

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今後の収入については、年金、再就職、株の配当、不動産賃貸・・・
これもいろいろあります。

そのうち、一応、多くの人たちにとって、収入として考えられるのが年金です。

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<年金>

私は、年金を、いったい、いくら受け取れるのでしょうか?

最も気になるところです。

私も、退職する前に調べてみました。

ネットで調べたり、会社の係に聞いたり、同期の者と相談したりして。
(そして、若いころ思っていた金額より、ずっと少ないことが分かり、がっかりしました・・・(*_*;)

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そこで、年金の基本について見てみます。

思ったより、少ないですね。

今後は、(若い人たちも含め)自分たちがいろいろ考える必要がありますね。


(国民年金)


国民年金は、保険料を満20歳(20歳の誕生月)から、満60歳になるまで(未払い期間がない場合は59歳11カ月まで)の40年間支払うものです。

その結果、月64,941円(2018年度)を受け取れます。

ただ、保険料の未納期間があったり、免除を受けたりした場合、受け取る額が減ります。

2016年度末時点で、実際に国民年金を受け取る人の平均額は月55,464円です。



(厚生年金、共済年金)

会社員や公務員が国民年金に上乗せして加入する厚生年金は、賃金が高いほど保険料は高くなり、年金額も増えます。

2016年度末時点で厚生年金を受け取る人の平均額は月147,927円。この額には国民年金分も含まれています。

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<平均支出>

ところで、老後の暮らしには、いくら必要なのでしょうか。

総務省家計調査(17年)によると、持ち家の有無などで異なりますが、一人暮らしの65歳以上の消費支出は、平均で月146,594円でした。

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(課題)

厚生年金では、何とか賄えそうですが、収入が国民年金だけなら賄いきれないことになりますね。

これは、あくまで平均的な統計です。

したがって、レジャーをどのくらい楽しむのか、病気などの体調の問題、家族間の扶養関係など、個人個人では状況が異なります。


いずれにしても、まだ、何年もある余命をどのように過ごすかというと、基本となるのは収入です。

そうであれば、何か、収入を得る方法を考える必要があります。



現在は、人手不足でもあります。

ぜいたくを言わなければ、何かのアルバイトをすることができるでしょう。
大手のスーパーでも、我々世代の人材を募集しているようです。

植木の剪定、ふすまの張替などの特技があれば、シルバー人材センターに登録するという途もあります。



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