ここ最近永田町では片山さつき地方再生相が叩かれているようだが、しかし彼女数々の疑惑を見ていても肝心なことが抜けているのを見て笑ってしまった。ハーバード大学MBAホルダーで企業再建の名手と呼ばれる旦那の片山龍太郎である。

 ジュリアーニ元ニューヨーク市長が主催する投資ファンドの日本側代表であり、またかつては産業再生機構やカネボウ、レナウンの役員に就任するなどそのキャリアからは華々しい経営者像がイメージされるが、実はこの男は父親が起こしたマルマンと言う会社を潰しているのだ。

 筆者はまだ新人営業マンの頃にマルマンと少しばかり取引関係があって、その異常とも言える崩壊劇を垣間見てきたのだが、今じゃ片山龍太郎は「赤字体質を黒字に再建した」などと抜かしているけど、簿外債務や営業権譲渡など経理帳簿を弄っただけのとんだ詐欺師でしかないのだ。

 しかも最後は数百億円の債務を踏み倒し、多くの債権者を破滅に追いやったのにも関わらず自身は金庫から数億円のカネを盗み取り、いまだに港区の豪邸でのうのうと暮らしているのだからとんだ腐れ野郎だが、マルマン元社員たちが「龍太郎さんの経営は無能の極みだったがペテンの技だけは父親譲りだ!」と太鼓判を押していたのを思い出した。

 fgbdfgbndgn

 マルマン創業者にして龍太郎の父である片山豊は金属リサイクル業(要するにバッタ屋)として身を起こし、やがてガスライターやゴルフクラブにも手を出してそこそこ成功を収めた起業家であるが、しかし昭和30年代に動くデパートなる通販事業に手を出して大失敗し現在の価値だと数百億円もの巨額の債務を抱える事になったのだ。

 で、ふつうなら倒産して元のバッタ屋に戻れば良いものの、ここで三木武夫元首相に泣きついて大蔵省から銀行に対し「政府が保証するからマルマンに融資せい!」と圧力をかけたのだ。それがどうしたの?と思うかもしれないが当時トヨタ自動車でさえ銀行から融資が受けられず倒産の危機にあったのに、単なるガスライター商がこうした便宜を受けられるのは異常である。

 しかも表書きの社史ではこの融資で取引先との債務をすべて返済し・・とあるけれど、事実は全額踏み倒しただけであり、日本国内の下請け企業群から総すかんを食ったために韓国や台湾から買わざるを得なくなったのだけれど、社史では「円高襲来を予想し極めて早い段階で海外調達を開始した」とちゃっかり書いてあるのには笑ってしまった。

 そして経済成長に乗ってマルマンは業界の準大手くらいには成長したのだが、バブル崩壊により業績は一気にマイナスに転じはじめ、そこで社長の座をハーバードMBAの息子に譲ったもののコイツは帳簿ゴマカシしか出来ないデクノボウであり、結局たった6年でマルマンは破綻してしまいました。
ryurarok

 なお会社を倒産させたことは罪では無いし、斜陽産業を引き継いだ二代目の仕事はリストラと撤退だけな事は重々承知しているが、筆者が問題にしているのはその際に片山龍太郎がとった手法は経済ゴロによる計画倒産そのものであること、そして在日街金の商工ファンドや中韓両国の怪しい人士が群がっていた事である。

 上等なスーツと立派な肩書を纏ってはいるが中身は単なる経済ゴロ。これが片山龍太郎の本当の姿であり、その奥方で目下閣僚になられた片山さつきは財務省時代に夫がやらかした闇の錬金術が事件にならぬよう揉み消した疑いが濃厚なわけで、いくら時効を過ぎているとはいえ政治家ならびに官僚としての道義性を問うには格好の話題である。

 にもかかわらずなぜマスコミはこの点に触れないのか?いや、それ以前に片山龍太郎という欠陥人間がなぜか再建の神様と持ち上げられているばかりで批判が一切出ないのか、なぜ様々な会社の社外取締役に就けるのか、さらに父親の片山豊も名経営者みたいに持ち上げられているのか?考えて見れば見るほど変ですよね?

 実は筆者は片山さつきの旦那の一族は辻本清美にとっての生コン業者と同じ系列であり、両者には深い人権タブーが働いているからである!と思っているのだ。ただそれを日記に書くには片山一族の出自と三木武夫元総理ら権力側、そして旧大蔵省との深い癒着を見る必要があるので、しばしの間お待ちください。

satuki01sdv

にほんブログ村 海外生活ブログ フィリピン情報へ
にほんブログ村

アジアランキング