2018年09月21日
まるお、TATERUに潜入(してました)その4
まるお、TATERUに潜入してました、第4弾。
今回は、融資条件からのちょっと金融(銀行員)のお話。
前回、TATERUの想定融資条件が35年の2.XX%であるとお話しました。
皆さん、これどういう感想をお持ちですか?
例のスルガ銀行の3.XX~4.XX%に比べると、低いって感じですか?
でもねこれ、最初だけだと思うんです。だって、変動金利ですよ??
(事業計画には変動と触れていませんが。。)
以下のグラフをご覧ください。
我々金融マンが円金利の指標として、良く意識する長期金利(10年国債金利)というものの推移です。
もう少し詳しく説明すると、日本国が発行している債券の10年の金利です。
言い換えると、日本政府が国民に借金をしたときに、これだけ金利を払っても良いよと言っているものです。
このローン金利の元指標(正確には短プラや長プラだが、ここはわかりやすくするため置いといて)が、
こういう動きをしている意味はなんだか分かりますか?
そうです。これからローンの金利は上がるのですよ。(上げなければ今までの金融政策は意味がありません)
あまり難しいことを書いてしまうと、分かりずらくなってしまうのですが、
今まで日銀黒田さんが頑張って頑張って下げてきた金利が、もう限界に来ているんです。
この金利の下げによって、今まで恩恵を受けてきている不動産投資家は、皆さん危ないのです。
はたまた、35年、2.XX%で低いなと思っていた「そこのあなた」ここ10年の金利の下げで、
感覚がおかしくなっているだけなのです。長期金利が0.1%台に2.XXだった不動産投資ローンは、
今後35年間の間に何パーセントまで跳ね上がると思いますか?
(お時間のある方は10年以上前のバブル期の長期金利を検索してみてください)
まさか、不動産投資ローンの金利だけは上がりませんか?NonNon。。僕が不動産投資を始めた
10年前は、不動産投資ローンというのは6%くらいが普通でした。
そうなると、TATERUの提案してきた6%の利回りでペイするのでしょうか??
はい、ここまで読んでいただいた方はお分かりかと思いますが、
元々、基本は売り逃げの商売なんですよ。不動産デベロッパー(管理を除く)は。。
マルコー、朝日プラザ、セザール、等々、歴史は繰り返すのです。
(もちろん、昔から堅実に事業を進めて来られているデベロッパーさんもいます。)
では、どうすればいいのか。まるおは銀行員なりに、色々と考えています。
次回以降、お話をしていきたいと思います。
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