「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」が先攻ワンキルが原因で禁止カードに!どんなデッキに影響するのか考察!

2019年1月1日から適用されるリミットレギュレーションが公開され、新禁止カードの中には「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」の名前があり、このカードの強さを物語っています。

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」はワンキルを狙えるほどの強さを持ち、2023年現在も禁止カードに指定されているエクシーズモンスターです。

今回は「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」が禁止カードになった理由を詳しく考えていきたいと思います。

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」についておさらい

No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン

エクシーズ・効果モンスター(禁止カード)
ランク9/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
レベル9モンスター×3
このカードは自分フィールドの「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
このカードはX召喚の素材にできない。
(1):このカードがX召喚に成功した時、デッキからドラゴン族モンスター3体を墓地へ送って発動できる(同名カードは1枚まで)。
相手は自身のデッキからモンスター3体を除外する。
(2):このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回までモンスターに攻撃できる。

禁止カードになった理由を考える前に、まずは「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」について簡単に解説させていただきます。

攻撃力4000のランク9エクシーズモンスターであり、「ギャラクシーアイズ」エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚することもできます。

  • 自身のエクシーズ召喚時に自分はデッキからドラゴン族3種類を墓地へ送り、相手はデッキのカード3種類を除外する効果。
  • エクシーズ素材を1つ取り除くことで、そのターン中1度のバトルフェイズに2回までモンスターに攻撃できるようになる効果。

の2つがあります。

「ギャラクシーアイズ」エクシーズモンスターさえいれば、手軽に攻撃力4000に繋げられる点はかなり優秀でした。

ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン

特に「ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン」の上にこのモンスターを乗せる動きはど定番でした。

デッキから3種類のドラゴン族を墓地へ送る効果ですが、ドラゴン族はその特性上墓地肥やしと相性が良いため更なる展開を期待できます。

その反面相手が除外シナジーを得るデッキだと反撃されてしまうという危険性もありました、

攻撃力4000でモンスターに2回攻撃できるため、「墓地墓地の恨み」等を使って相手フィールドに攻撃力0のモンスターを2体並べればデュエルを決めることができます。

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」の禁止カードになった理由を考察!

タイトルでも触れていますが、「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」が禁止カードになった主な理由は先攻1キルコンボに使われたことだと考えられます。

一時期話題にもなっていたので知っている方も多いかもしれませんが、簡単に説明させていただきます。

途中経過を書くとかなり長くなるので、最終的な結果だけの紹介とさせていただくことをご了承ください。

リンク先に「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」と攻撃力2000以上のモンスターを出すことで、攻撃力8000以上になった「アークロード・パラディオン」を「破滅竜ガンドラX」で破壊することで8000以上の効果ダメージを与える。

というのがこのコンボの全容になります。

なぜこのコンボに「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」が使われてしまったのかと言うと、

  • エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できるエクシーズモンスターであること。
  • 攻撃力4000だということ。
  • ドラゴン族3種類という優秀な墓地肥やしが出来ること。

この3つが主な理由です。

アークロード・パラディオン

エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚する場合、そのモンスターはリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドもしくはエクストラモンスターゾーンに移動するのがルールなのですが、そこを逆に利用して「アークロード・パラディオン」のリンク先に移動させるわけです。

攻撃力が4000であるため、「アークロード・パラディオン」のもう片方のリンク先は攻撃力2000以上なら良くなるためハードルがかなり下がります。

嵐征竜-テンペスト

更に墓地肥やしによって「嵐征竜-テンペスト」「エクリプス・ワイバーン」を使った展開とサーチも行えるためその後の盤面を揃えるのに貢献します。

この先攻1キルコンボにとって「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」は存在が至れり尽くせりであると同時に欠かせないカードでもあった。

これが禁止カード入りの真相だと思われます。

そうは言うけど、現実的じゃないんじゃないかと思うかもしれません。

しかし、このコンボを目的としてデッキ構築をすれば手札消費1枚で出来るのだから驚きです。

そして一度コンボが確立してしまったが故に、「守護竜」をメインにしたデッキでも手札消費が3枚あれば出来るという安定ぶりです。

そうなると「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」も禁止カードにするしかなかったと言えます。

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」が禁止カードになって弱体化するデッキは?

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」自体はランク8エクシーズモンスターが出せるデッキなら無理なく採用できるモンスターでもありました。

ですので影響を少なからず受けるデッキは一定数あったかと思います。

前述した先攻1キルデッキはもちろんですが、かなり弱体化したのは「ギャラクシーアイズ」デッキもです。

他にも強力なエクシーズモンスターがいるデッキではありますが、レベル8モンスター2体から攻撃力4000に繋がるということ自体が「RR-アルティメット・ファルコン」のようなカード効果を受けないモンスターへの対抗策になったのですが、それが使えなくなったという点は小さくないかと思います。

まとめ!!

「No.95 ギャラクシーアイズ・ダークマター・ドラゴン」は比較的簡単な条件でエクシーズ召喚できる上に、ドラゴン族デッキには嬉しい3枚の墓地肥やしができる上に、攻撃力も4000とパワー面でも申し分ありません。

ドラゴン族デッキであれば、必ず採用したいほど強力な効果を持っている上に、ドラゴン族には、パワー面と制圧力の面で強力なモンスターが多く、今回紹介した1キルコンボ以外にも、様々な使い道がのあるモンスターです。

ドラゴン族テーマは日々強力な新規テーマが登場しているテーマだけに、禁止カードからの復帰は難しいでしょう。

しかし、今後エラッタで復帰する可能性は0ではない為、エラッタで復帰するのであれば、どのようなエラッタで復帰するのかも見どころです。

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