英語では
Asparagus chicory
と呼ばれている、ローマ名物の冬野菜をご存知だろうか?

アスパラガスとチコリ?
名前からだとピンとこないかもしれない。笑

キク科キクニガナ属に属するこちらの野菜。
プンタレッラである。
ほろ苦さが特徴の、花茎。



私とプンタレッラとの出会い。
それはクルー時代のローマ滞在中だった。
新米だった私は、初のローマステイで右も左も分からないまま、グループのみんなと食事に出かけたのだった。
ホテル脇のケモノ道と呼ばれていた、狭い道を下りると、そこには地元の人たちでいっぱいのトラットリアが。
季節は寒い冬。
そこで、大先輩が口にしたのだった。

”冬のローマといったら、やはりプンタレッラよね”



あれから20年以上の時が経つ。
私は仲良しの有機野菜農家のカミッラよりプンタレッラを買い、一見歪ともいえる奇形のその野菜を、手で小さい株に分けていく。
見た目はゴツゴツしいのに、中は実は空洞という面白い野菜。
白い茎部分は、水にさらしているとくるりとカールしてくる。
 
味付けはアンチョビソースに胡桃を添えて。
ガーリックを入れても美味しいが、我が家では入れない。
今日は胡桃の代わりにピスタチオを振りかけてみる。

シャキシャキ感がたまらない。
日本では、ローマと友好都市である宮城県で栽培が振興されているのだとか。

クリスマスのサラダにもオススメである。
どうぞ召し上がれ。

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