毎日通勤で幾つかのテニス関係PODキャストを聞いていますが、ここ最近今年から新しくなったプロツアーの変更に関する問題についての内容が結構取り上げられている気がします。  

 

ParentingAce PODキャストや、Payer and PlayerのPODキャストの内容や幾つかの文章を読むと、我々がテレビで知るようなトッププロではない方で、ランキングを上げようと頑張っているようなプロ ・ ジュニアの方は今回の変更でかなり大きな影響があるようです。

 

PODキャストで取り上げられていた内容としては、 これまでは男子はATP,女子はWTAの1つのランキング制度があり、1つのランキング制度だったのが、今回の変更で2つのランキング制度に変わった他、下部トーナメントの日程や予選ドローが大きく制限され、予選を戦いたくても戦えない選手が大量に溢れているという話でした。

 

 

例えば以前は男子の場合、Baby Stepの漫画で詳しく説明がされていたように、ATPツアー(1000,500,250)、チャレンジャー、フューチャーズというカテゴリーがあり、フューチャーズにエントリーし徐々にランキングを上げていく形が通常の流れだったそうです。  とりわけ一番下のフューチャーズレベルはアメリカなんかは通常予選ドローが128あったのが、今年の制度変更で、25K,15Kという移行ツアー一番下のITF15Kのカテゴリーだと128が24ドローまで一気に削減されたそうです。

https://www.itftennis.com/procircuit/about-itf-world-tennis-tour/faqs-english.aspx#Q11 に詳細な枠が書かれています。

ITFのホームページの記事を読むと、流石にドローに入れない人が溢れ、大きな問題になっていることもあり24から32に引き上げがされるとか)

 

テニスナゾさんのサイトが、分かりやすく変更を日本語でされていますので参考までに

https://tennismysteries.com/itftransitiontour/ )

 

 

今回の変更の結果、ITF 15K等で予選を戦いたくても予選すら戦えない選手が現在は発生しているのだとか。 また上のチャレンジャーレベルもホスピタリティ(宿の提供)などが義務化されたことにより、チャレンジャーの大会がキャンセルになる状況も出ているそうです。

 

 

ジュニアの場合ITFジュニアTOP100までのランキング選手はジュニアリザーブということで、15KのITFのメインドローが5つ確保されており、その枠で参加することはできるそうですが、逆に言うとITFジュニアで色々な世界の大会を転戦し、TOP100以内じゃないと、ITF15Kにエントリーするのがもう不可能な感じなんでしょうか。。。

 

 

ナダルの叔父さんのトニーナダルなんかも、今回の変更はお金持ちの選手しかもうプレイできなくなるとFacebookでコメントされていますが、ただでさえ、世界各地で試合があり、移動費、宿泊費なんかがかさむ上、予選エントリーも門が閉ざされると、ほんと資金力のある人しか、難しい状態であるというのが良くわかりました。

 

 

こうなると年頃のジュニアテニス選手が今後カレッジテニスでプレイする傾向が増える傾向になるのでしょうかね?

まさに今年はプロテニスにとって、大変革期だったのですね・・・・ガーン

 

 

 

ちなみにこの制度変更で調べていると、Mia Eklundさんという方のYoutubeチャンネルを見つけました。 彼女のチャンネルが、テニス選手の実情や今回の変更で影響を受けていることを、選手の目線で紹介されているので、参考までにリンクを貼っておきます。

 

 

 

 

 

 

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