コンプレックス産業が流行るという残念な今の日本の現実
こんにちは。本木 ななです。
私とろくがお世話になっております。
ちょっと前に岡田斗志夫さんのブログの以下の記事を拝読して思ったことです(元ネタはかなり前の話ですけど)。
元の話は「勝間和代さんがKindle本をたくさんお出しになったが、売れたのは所謂コンプレックス産業の本ばかりだと嘆いた」というものです。
勝間さんがKindle本をたくさんお出しになった理由は「出版すべきだけど、出版社がしぶる本」だったそうなのですが。
恐らくですが、勝間さんがこれほど気合いを入れて書いた本ですからきっと、社会的な意義のある素晴らしい本なのでしょうね。
しかし実際には「こうすればお金持ちになれる」とか「痩せられる」とか「英語ペラペラになれる」とか、そういう類の本ばかりが売れたわけです。
そんな中、東洋経済オンラインの以下の記事も拝読しました。
映画にまでなった大人気のこの漫画の中には情報商材の話が出てきますが、作者の真鍋昌平さんは「情報商材の人たちがここまで世の中に浸透して、勢いが続くとは思っていなかった」と仰っています。
情報商材も「お金(が少ない状態を何とか解消したい)」というコンプレックス産業の一つであると言えます。
何でこんな世の中になったのかと言えば、一言で言うと「余裕がない」からなんですよね。
勝間さんが本当に世の中の人に聞いて欲しかった話は、受け入れる人の方にはその余裕がなかったのでしょう。
だから「その情報を得たらすぐに幸せになれそうなテーマの本」の方に皆が飛びついて買った結果、それらの本が売れることになりました。
そういった勝間さんが世の人に問いたいような、ちょっと落ち着いて考えて欲しいテーマに目を向けるために必要な余裕とは「時間の余裕」と「心の余裕」と「お金の余裕」です。
もちろんこれらの割合は人にもよりますけど、社会全体で言えば「お金の余裕」がないことが一番大きな問題ではないかと私は思います。
お金があればもうちょっと労働時間が少なくて済むし心にも余裕が生まれますので、残り二つを解消できる人がたくさんでてきます。
と、ここまで書いたところで。
このテーマの話は以前にも書いたことがありました。
『投資と人生の成功に必要な三つの余裕。どれも欲しいそんな余裕とは』
というわけで、結論はこの記事と同じ「三つの余裕があれば、人生は幸せだしそこそこお金持ちにもなれる」という話でした。
今の日本は「お金の余裕」がないことで、残り二つの余裕もなくしている人があまりにも多いのではないかと。
それ故に「コンプレックス産業」が大流行りしてしまうのではないかと。
今回はそのように思ったのでした。
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ありがとうございましたm(_ _)m
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