職員研修会 | プリムローズ咲く

プリムローズ咲く

日々の気づきや思いを書き留める備忘録

昨日は保育園はお休みで、職員の研修だった。

私たちは一緒に働いているものの、忙しいので、なかなか落ち着いてゆっくりと話す機会も少なく、こういう子供の来ないお仕事の日は貴重だ。

 

シュタイナー園なので、子供達には感覚を通してアプローチするけど、それは職員に対しても同じで、感覚に訴えるようなスケジュールを組んだ。

 太鼓

 輪唱で歌う

 絵を描いて、それぞれの経験を話し合う

 ポットラックランチ

 本を読んで発表する

 お昼寝の時間をいかに乗り切るかの話し合い

 11月のフェスティバルの話し合い

 

5時間のうち4時間くらいは、歌ったり太鼓を打ったり絵を描いたりと遊び中心で、1時間くらいが話し合いだったので、疲れないいいバランスだったと思うな。

 

以前にシュタイナー学校で働いている時、毎週木曜日のスタッフミーティングは長々と続いた。それは、すべてのことをスタッフで決めるという方針があったからだ。そして様々な理想や思いや算段や都合が交錯し、力関係もあって、なかなか決まらない。また決まったと思ったことが、簡単にひっくり返る。

 

すべてのことをみんなで決めるのを、デモクラシーというのかどうかは知らない。それはそれで素晴らしいと思うけど、わたしはもう卒業した。プリムローズは小さな保育園なので、わたしがチャチャっと決めて、みんなとある程度は調整しつつ、サクサクとお仕事をしてもらうようにしている。

 

5時間スタッフと一緒に時間を過ごして、歌いながら、太鼓を打ちながら、絵を描きながら、ああ、この人はこういう事を考えているんだ、あの人はこういうお茶目な面があるんだ、と感じられて良かったと思う。距離が近くなった気がする。