カープファンの皆様、いかがおすごしでしょうか。カープじゃないネタですよ。すみません。

私は広島市南区に居住している。日常の生活圏で、新井さんの出身校の野球部員に時々遭遇する。野球部員というのは校名がバッグにでかでかと記されているので、集団でもソロでも、歩く自己紹介だ。あれ、悪いことはできんよなあ。

新井さんの後輩たちは、さすが強豪校。鍛えられた、みっしりと筋肉の詰まった立派な身体をしている。4〜5人がコンビニでわいわい集まっていると圧倒される。質量が、熱量がエグい。よう食べるやろなあ、家に帰ってきたらお母さんは大変やなあ。場所とるよなあ…などと考えながらも、
頑張りやー!と、こっそり心の中で声をかけてしまう。本当に声をかければ不審者案件ですからね。

夏は彼らの季節。
高校球児の季節だ。
梅雨前線と睨み合いながら、全国各地で予選が進行している。勝ち残りチーム数が減るにつれ、夏空が広がる日は増えてゆく。
去年、豪雨災害発生の翌日に広島県大会の開会式が予定されていたが、中止。
今年は無事、先週12日にマツダスタジアムで行われて、開幕試合は広陵が勝った。その日の広島は青空に白い雲が浮かび、陽射しが降り注いだ。
あの場所に集う球児たちが、早く早く、と夏を引き寄せたかのよう暑さだった。彼らの浅黒い肌は、夏を呼ぶのだ。紫外線対策に全身武装のおばちゃん達、ご理解ください。

甲子園って、もう既に夏の季語だよね。そんなことも言われるが、逆じゃないか?甲子園を目指す高校球児が、夏を呼んでいるのだ。
決勝戦に向けて、甲子園出場権へ向けての戦いが続いている。もちろん、夢舞台が〝現実的な目標地点〟なのは、ごく一部の野球部だ。ほとんどの学校は初戦で負けるか、2つ3つ勝ってから、同じような仲間に負けて終わる。
夏の予選は多くの3年生部員にとって、人生最後の真剣勝負だ。グラウンドに立てる子も、背番号のないユニフォームで客席から応援する子も等しく、その戦いに身を置いている。ベンチ入り定員に満たない部員数で、うわあ大丈夫か?君ら大丈夫か?という下手くそなプレーでスタンドの野球ファンを心配させるチームも、等しく戦っている。
濃密な2時間の試合、濃密な夏。

彼ら全員が、ユニフォームを脱ぐ瞬間まで、夏に祝福されて、その美しい時間を全うしてほしいと願う。
あなた達は美しい。頑張っている若者が美しいという当たり前の真実に気づかせてくれる。

高校野球が、なぜ人を惹きつけてやまないのか。ひとつの季節を呼び寄せるスポーツなんて、他に存在しない。


すごいよな!?


それでは、また。

byユリ

えーと……(´・ω・`)
近々高校野球ネタを真面目に書きたいなと思って、叩き台のつもりでした。これは酷い。反省。私にポエムは無理らしいので、ちょっと方向性を考えます。

お読みいただきありがとうございました。
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