神奈川県中津川「八菅橋」で、人生初の冬キャンデビュー! | ススムのレシピ

神奈川県中津川「八菅橋」で、人生初の冬キャンデビュー!

神奈川無料キャンプ場

どーも、ススムです。

先日書いた「冬キャンプに興味深々」の記事。願いは叶わないだろうと思っていたところ、ひょんなことから人生初の冬キャンプを体験することができました。

・・・と言うのも、元々は日帰り予定で家族でバーベキューをしに、神奈川県の中津川『八菅橋』へ行ったのですが、少々お酒を飲みすぎ、車の運転ができない事態に陥ってしまい、急遽そのまま泊って帰ることにしたという、何とも情けない形での念願達成でした。

元々泊りを想定していませんでしたので、冬装備がほとんどない中での宿泊となり『果たして生きて帰れるか』おっかなびっくりでの冬キャンデビューです。

泊ると決まれば、早速準備です。持ってきた装備を改めて見直します。

<持ってきた主な装備>
ワンタッチテント(1~2人用)、タープ、寝袋3個(うち1個は夏使用)、小さなバーベキューコンロ、レジャーシート、ブルーシート、石油ストーブ、キャンプテーブル、ランタン関連4個、バッテリー、各種調理道具

 

万が一の災害対策を含め、車には常にある程度のキャンプ用品を積んでいますので、思った以上に装備は揃っています。テントと寝袋関係が貧弱なのが心配ですが、就寝時の寒さにさえ耐えれれば、何とかなりそうな装備です。

念のために持ってきた『石油ストーブ』が心強く、一番の期待の星です。

ワンタッチテントで家族3人は狭いので、就寝はバモスでの車中泊に決め、運転席と後部座席を倒してフラットモードへ変身させます。これで準備も整い、いよいよ人生初の冬キャンのスタートです!



寒さとの戦いの冬キャンプ。

今回訪れたのは神奈川県の中津川『八菅橋』ですが、冬キャンプをしている方は少ないと勝手な想像をしていましたが、たくさんのキャンパーさんがやってきていて、その中に混じると、自分も一人前になったと錯覚してしまいます(笑)

近くにある田代運動公園や高田橋でもキャンプは可能ですが、こちらの方がゆったりとスペースを使えますので、個人的にはこちらの方がお気に入りです。

以前アップした八菅橋の紹介記事がありますので、リンクを貼っておきます。

日中は冬とは思えない暖かさで、川で遊んだり、松ぼっくりを拾ったり、焚き火用の枯れ木等を集めながら、のんびり過ごします。

『冬キャンプは寒くて大変!』なんてイメージがありましたが、あまりのポカポカ陽気に『冬キャンプもたいしたことないなぁ~』なんて舐めたことを思っていました。

・・・が、幸せな時間もここまでです。

日が落ちだすと日中の温かさが嘘のようになり、極寒が家族を襲い始めます。この時点で時間はまだ17時で、太陽が無くなるだけで、こんなにも形相を変えるのかと驚かされます。

急いでバーベキューコンロを焚火台にして、拾い集めた枯れ木を燃やして暖を取ります。しかし枯れ木が燃えている間は暖かいのですが、薪と違いすぐに燃え尽きてしまいます。

慌てて追加の枯れ木を拾いにいくものの、対した量が拾えず、とうとう燃やす枯れ木がなくなってしまいました。この時点で18時で、焚き火を初めて僅か1時間で暖が取れなくなってしまうという悲惨な状態になってしまいました。

冬キャンプで薪無しは『完全にアウト!!!』ですね。

しかし、まだまだ夜は長く続きます。

期待の星『石油ストーブ投入!!』・・・が全く効果無し!

燃やす枯れ木も無くなり、いよいよ今回の秘密兵器『石油ストーブ』を投入です。『石油ストーブ』さえあれば、寒さなんて凌げるだろうなんて、ここでも舐めたことを考えてしまいます。

しかし、広大な地球上では小さな石油ストーブなんて無意味で、ストーブの前以外は全く暖かくなりません。焚き火台を囲って談笑しながら食事をしている他のキャンパーさんや、ポールテントから煙突を出して薪ストーブで温かくしている他のキャンパーさんが羨ましくてしょうがありません。

ここでも薪の重要さを思い知らされます。

ストーブの前でガタガタ震えながら、何とか料理をして夜ご飯を食べますが、いよいよ手も足も感覚がなくなり、溜まらずに20時頃に車内に逃げ込みました。

初めての冬キャンプは、日が落ちてからは僅か3時間で車内に撤退と、自然の前に完全に屈した形です。完敗なデビュー戦となりました(泣)



やっぱり頼るはバモス車中泊!冬でも車内は暖かく最高♪

車内は外の気温と比べると雲泥の差で、だいぶ暖かいです。家族3人の熱気で、車内にいればいるほど、段々と気温が上がっていく感じです。

運転席・後部座席を倒しての、車内完全フラットモードにしていますので、軽ワゴンならでは広さを確保できます。

テーブルを使って暖かい料理を作り、外界で冷え切った体を温め直します。外にいた時とは一転して、お喋りしたり、ゲームしたり、お酒を飲んだりして、のんびりと快適に過ごせました。

『暖かいって素晴らしいなぁ~』なんて思いつつ、いよいよ最後の課題の就寝です。

奥さんと子供は、冬用の寝袋を使っていましたので、特に寒いこともなかったようで『ぐぅぐぅ』と気持ちよさそうに寝ていますが、私だけが夏用の寝袋でしたので、寒さでなかなか深い眠りに付くことができません。

少しでも保温性を高めるため、ブルーシートを毛布替わりにするという荒業で凌ぐことにしましたが、寝袋とシートに隙間が空いているため、ほぼ意味がなく、結局朝までぐっすりと眠ることはできませんでした。

それでも何とか就寝(仮眠に近い)して、朝に外にあるキャンプテーブルを見てみると、びっしりと氷が表面に付着しています。
※昨晩寒さに耐えらず、片付けもせずに車内に逃げ込んだので、テーブル汚いです。

『あーー、冬って寒いんだなぁ~』と改めて思いました。

冬キャンプの課題を発見!次回がまた楽しみです!

朝陽が昇り、夜とは打って変わり、暖かい日差しが河川敷を照らします。やはり太陽の力は凄いですね。グングンと気温が上昇していき、氷が徐々に溶けていきます。

暖かいコーヒーでも入れようとカセットコンロで火を付けようとしたところ、火は付くものの、火力が全く出ません。ガスボンベに触れると、氷のような冷たさになっていました。

どうやら寒さでガスの出が悪くなっているようです。寒いとガスコンロの出力が弱くなるのも、今回初めて知りました。

<次回の冬キャンプの課題>
●薪と焚き火台(※特に薪。薪無しでの冬キャンはありえない)
●大きめなテントの持参
●寝袋・毛布等の冬用の就寝装備

 

今回、装備不十分なままでの急な冬キャンでしたが、学びの多いキャンプとなり、とても充実した経験をすることができました。

次回に備え、課題を少しだけまとめてみると、上記のようになります。まだまだ経験が少ないので、冬でも快適な空間を作れるよう頑張っていきたいですね。

冬キャンプをサクッとこなせるようになれば、中級キャンパーを名乗れるかな?!(笑)



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