ウォーキングと旅行でのひとり言

ロマンの旅 山形 その9

銀山温泉から最上川の舟下りの乗船場の古口港にある戸沢藩船番所跡までバスで移動してきました。





戸沢藩船番所は、その昔、最上川船運のいわば関所跡です。

幕府の改易で新庄には戸沢政盛が配転されのちの新庄藩が古口の地にも番所を設置したと言われています。


今は、最上川舟下りの乗船場になっています。

お土産や、食事や、そば打ち体験等ができる施設だそうです。


ここから、我々ツアーの団体も船に乗ります。31人の全員が乗れるようです。

雨が降り続いて、心配していたのですが、船に屋根がついていて大丈夫でした。


船に乗ってすぐの最上川の風景





この舟下りは、最上川の流れに身を任せて周りの景色を楽しみます。

我々の船頭さんは、”ちょいワルおやじ”の愛称の逞しいひとが船をあやつりました。

もう一人の船頭さんは素敵な女性で”癒し”の愛称がついています。

20人以上の船頭の中から、「山形への旅」(山形県観光ガイドブック)の冊子に大きな写真が載っていた船頭さんでした。


この女性の船頭さんは話術や舟唄で、舟下りを盛り上げてくれました。






ゆっくりと最上川を下っていきます。








今は緑ばっかりですが、秋の紅葉は素敵でしょうね?…………。

冬は、雪景色の中の最上川です。





この船の中で、昼食をいただきました。

「竹かご弁当」のなかみは、味噌おにぎり、菜めし、たけのこ、ふき、人参、玉こんにゃく、銀鮭、昆布巻き、おひたし、漬物……。

郷土色が出ていて、素敵な食事でした。

おにぎりが美味しかった。

お米が美味しいのでしょうね?……。





雨が降ってなかったら、周りの景色がもっと素敵な緑だったのでしょうね?。








この最上川は、一つの都府県のみを流域とする河川としては国内で最長です。(229km)

日本三大急流の一つです。


松尾芭蕉の俳句に最上川をよんだ有名な句がありました。

「五月雨を集めて早し最上川」

句の意は、”降り続く五月雨を一つに集めたように、最上川の流れの早さの凄まじいこと”を感じたものでした。






この川は、かっては舟運の道として利用され、内陸部の紅花や米が、酒田を経ておもに上方に運ばれました。





小さな滝が見えました。





たぶん、「くつわの滝」というのだと思いました。(パンフレットの地図から)


途中で、ふるさと村(水上コンビニ)による楽しみもありました。

(どこかの国にも水上マーケットというのがありましたね。)

私は、甘酒を買って、美味しくいただきました。



川の左側に沿って走る鉄道の橋が見えます。(写真の中央やや上)





JR陸羽西線です。











川の右側に見えた「白糸の滝」です。赤い鳥居のすぐ左に見えました。












この舟下りも終わりに近づいたようです。





舟下り降船場の「川の駅・最上峡くさなぎ」





ここで船を降りました。

建物の左側で、我々のツアーのバスが待っています。


私の妻は、お土産を買うのが好きなようです。

機会があればお土産を買って、荷物がどんどん増えます。


この川の駅でも買ったようです。
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