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新卒でドラッグストアに就職。仕事内容とやりがい・出世はどうなのよ?

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小売業の中でも勢いのあるドラッグストア業界。

普段から利用している人は多いかもしれませんが、その仕事内容や出世については未知の部分が多い…

今回は就活サイトでは教えてくれない「ドラッグストアの仕事内容や出世」など、その実態について紹介です。

ドラッグストアの仕事内容

ドラッグストアの仕事内容としては、

・商品補充、発注

・レジ業務

・アルバイトなどの人員管理

・接客

・クレーム対応

など、このあたりは他の小売業と変わりありません。

人員の過不足にもよりますが、レジ業務と商品補充が仕事の大部分を占めています。

(1店舗に社員は2人が基本。なので人手不足の店舗は多い。)

 

扱う商品は日用品や化粧品、冷凍食品や飲料などの食料品、そして一般用医薬品とアイテム数は非常に多いです。

自分で予測して発注もしますが、商品が売れたら自動的に発注がかかる自動発注を取り入れている企業もありました。

 

一般用医薬品を買いに来るお客様もいるので、どの商品が良いのか考えて接客する場面もあります。

その場合は登録販売者という資格が必要で、ドラッグストアの正社員なら取得必須にしている企業が多いです。

 

また一般用医薬品や化粧品について、常に最新の商品知識を持っていなければならないため、商品の勉強会が月に1度設けられていました。

その中では男性も化粧品を使用する…なんてこともありました。笑

ドラッグストアのやりがい

ドラッグストアのやりがいとしては、やはり接客

特に高齢のお客様に多いのですが「風邪薬はどれがいいのかしら?」と来店されることが多いです。

そうしたときに上手く接客でき、「店員さんのおかげで~」と感謝され、再度来店してくださったときにはやりがいを感じました。

 

また、限られた人員で時間内に全ての仕事を終えられたときには「達成感」を感じられたので、それもやりがいの1つかもしれませんね。

役職や出世について

入社直後には当然役職なんてありません。

役職としては、

一般社員

副店長

店長

バイヤー

SV(スーパーバイザー)

(エリアマネージャー)

などがあります。

入社後半年~1年ほどで副店長

その後は約1~2年で店長

という感じで昇格。

(入社後約2~3年で店長に。もちろん企業によって差はあります。)

どんどん出店しており店舗展開が早い企業であれば、昇格も早い傾向があるので参考までに。

(「昇格する」というよりは「昇格させられる」という表現が正しいかも…)

 

比較的早いスピードで昇格していくので、早いうちから責任ある仕事を任せてほしい!という人にはオススメできます。

もちろんこの他にも、

人事

経理

広報

営業

総務

などの本社勤務もありますので、部長や課長などの役職もあります。

店長で出世が頭打ちに!?

残念ながら、昇格スピードが早いのは店長まで。

店舗数=店長の人数

で店舗の数だけ店長は必要です。

しかしそれより上の役職は枠自体が少ないため、枠が空かない限りは昇格が難しい…。

 

さらに本社で勤務できるのも一握り。

店舗が増えて店長になれる機会は増えますが、それより上の役職は増やす必要がないため「店長から上に昇格できない人」はどんどん増えていきます。

結果的に競争はさらに激しくなり、店長で頭打ちになる人が多いのも事実です。

転勤と地域・エリア限定社員

基本的にはドラッグストア正社員に転勤は付き物です。

2~3年のスパンで転勤を繰り返すことが多いですが、中には「勤務地限定」の正社員もあります。

通常は全国転勤ありの総合職で採用ですが、

・1つの都道府県内でのみ勤務

・いくつかの都道府県を跨いで転勤あり

というように勤務地を限定した社員登用もあります。

企業によりますが、勤務地を限定した正社員の方が給与は低い場合が多いです。

(また「店長から上に昇格できない」などの制約がある場合も多いです。)

 

1つの店舗に勤務で転勤なし!

という正社員登用はめったになく、勤務地限定でも転勤は必ずあるので、そこは覚悟しておきましょう。

 

ドラッグストアでは早い段階で店長になれるので、同年代の中でも年収は高めです。

しかし、そこから上に行くのが難しいため、予めキャリアプランを明確にしておく必要があるかもしれません。

 

就活生の方にとって、仕事の選びの参考になれば幸いです。