感動!台湾(茶芸館で台湾茶を堪能する)❾“お茶の街 坪林(ピンリン)、猫空(マオコン)”
台湾のお茶の歴史は、そんなに古くないと言われています。18世紀の後半に中国本土の福建省から苗木を入植したそうです。台湾南部産の良質の烏龍茶が有名ですが、北部では包種茶(パオチョンチャー)という種類の産地で、烏龍茶に比べると発酵の程度が軽いので半発酵茶といわれています。より緑茶に近いので日本人にとっては飲みやすいお茶だといえます。
坪林(ピンリン)は険しい山に囲まれた美しい自然で溢れ、きれいな水がお茶の風味を一層感じさせてくれます。坪林茶業博物館ではお茶について学ぶことができる展示館やお土産ショップがあります。
猫空(マオコン)にはロープウェイがあり、その長さは4km以上あります。ふもとの動物園駅は海抜24.1m、山頂の猫空駅は海抜299.3mで、高さ275.2mをゆっくりと眼下に広がる茶畑を眺めながら登っていきます。
天気が良い日なら台北101の姿を確認することもできます。また、ロープウェイのゴンドラの一部は床がシースルーになっているものがあり、ちょっとしたスリルを味わうこともできます。