飲食店のSVとは

スーパーバイザーと言って責任者に対して本部の方針にのっとり

店舗運営のフォローをしたり売上アップの施作を作ったり。現場のスキルアップを行なったりする事を業務とする人の事を言います。

それを理解していても成果を上げるSVと成果を上げれないSVがいるんです。

SV業務って複数店舗の管理を行なっていく中で何が必要な事がいくつかあります。それらをいくつか紹介して行こうと思います。

1.店舗を客観的にみる力

これは中から見るのとお客様としてみるのは全く違うものが見えていたりするもんなんです。

ポスターとかは良い例ですよね。

スタッフは立った位置で見るので良かれと思って貼ったポスターが座っているお客様には全く見えない位置にあったりします。

店頭だってそう、綺麗にしているつもりでも

お客様から見たらごちゃごちゃしているように見えたりするんです。

これらを指摘して改善していく事って店に入り込んでしまうと感じなくなってしまう事があるので外部から指摘があると改善できたりするのです。

2.オーナーや店長に対して対等である事

店舗からすると上司になったり、オーナーからすると本部の人間となる為勘違いしやすい所ですが

あくまでもSVは裏方であって経営をするのはオーナーであったり店舗に立つのは店長であったりします。

そのお店を作っていくのはオーナーであり店長なんです。

それを本部の人間だからと力で抑えていい訳がありません。

力で抑えつけると何が起きるかというと言われた事だけをして、自分の店という事を忘れてしまいます。

もちろん自分勝手やらせる事が正しいのではありません。

しかし営業していく中で自分達の意見が反映されない店が楽しいわけがありません。

あくまでもSVは裏方であって表舞台で演じるスタッフ達をのびのび働かせてやる事が大事なんです。

そうする事でお互いの意見を交換出来たりこちらの指摘を真剣に取り組んでくれたりします。

3.本部と現場の橋渡し

これが一番大事な事で信頼関係を結ぶポイントとなります。

現場の意見を100%と通さないと行けないなんてことはありません。

現場の情報や意見を吸い上げ、それらを自分の中で処理して、どのように実行していくかを考えしっかり本部に対して店舗の代表として進言する事、その上で結果をフィードバックする。

これが出来るSVは成果を上げやすくなります。

自分が客観的に見た情報と現場やオーナーからの情報を組み合わせて実行出来る販促や、現場の対策を実施、その上で本部での提案を行う。

これを行うと次はエリアの壁を超え、自分の担当している店舗の販促が違うエリアで成果を結ぶとなります。

これはSVが嬉しいだけでなく、現場やオーナーからしても自分達の作ったものが他の所でも成功しているという事を知ると嬉しいですよね。

そうする事でこのSVは自分達の意見を聞いてくれるSVと信頼を気付く事が出来ます。

4.ダメな事はダメという勇気

最後にダメな事はダメと言える事

オーナーや現場はたまに間違った事を行ってしまう事があります。

これは自分達のブランドを傷つける事にもなってしまいます。

しかしながらダメな事をダメというにはやっぱり勇気が要ります。

相手が注意をすると怒る事だってあります。

それを毅然とした態度と説明で納得させるという事をしなければならない事があります。

これについては嫌な仕事になるかも知れません

でもこれが出来るSVは本当に相手の為を思って行動出来る方です。

注意する時も契約を盾にするのでは無く一個人、人対人として注意する事が出来る事が出来れば相手も納得してくれます。

僕自身約6年間SVなどの管理者として現場と本部の間に入って来ました。

昔はあれやれ、これやらばっかり言っている時期もあったし

オーナー様と喧嘩する事もありましたがそれら全てが自分の成長へ繋がる結果となっています。

そんな自分だからこそ信頼して担当を外れたオーナー様や撤退したオーナー様から今でも連絡を頂き相談に乗って欲しいと言われる事が結構あります。

SVというのは難しい仕事でやる事も物凄く多岐に渡ります。しかしながら本当に自分が成長出来る職でもあります。

SVで悩んでる人に届けばと思います^_^