今日やっと、祖母の主治医と面談と病状の説明を受けられた。

CT画像を見て説明を
誤嚥性肺炎で右の肺に水が溜まっている
左側には素人でも分かる肺炎がある
(夫の時より大きくハッキリわかる)
熱が続いて、意識レベルが低く
薬で血圧を強制的に上げているそう
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先生は今日明日持つか、本人が肺炎の苦しさと熱を乗り越えられる体力があれば何とか回復の望みが出てくる。
先生も心苦しそうな辛い状況に
「ただ 危険な状態は変わらない。」

そこに看護師さんが
「亡くなったら葬儀社さんの方はどうなっているんですか?
娘さんS県から来るんじゃ半日はかかりますよ!そんな時間ないんで直ぐ引き取ってもらわないと困るんですよ!ね!先生!」

先生も私も困った。
人の命は誰も終わりは分からないから、先生は穏やかに
「亡くなるって、そんな事神様しか分からないことなんだから、今そう言う話しは難しいよ」

私はこの看護師さんの可愛そうな感じが気の毒になった。長い間看護師さんをやっていて 色んな事を経験して麻痺しちゃったのかな?誰も注意できないんだと感じた。
その反面 私には化け物に見えた

それから、祖母のベッドに案内されて、
私は夢中に5分くらい話しかけていた
報告したり、励ましたり
コロナのことを言ったり
顔をなでたら熱くってびっくりしたり
息が荒いので
「ゆっくり息をして」とか
「また来るから頑張ってね」
あの看護師さんがずっと見ていたらしい
恥ずかしい!
万が一の時の着替えを看護師さんに
託して
あの看護師さんがエレベーター迄閉まるまで見送ってくれた。
やっぱし、あの人 看護師さんだったんだ

その後 後見人からの電話であの看護師さんが祖母の最後は私に会わせてあげたいと言っていたらしい。
あの看護師さん 普通の人だったんだ。