こんにちは。
前回の記事で、今年「第51回」の総得点分布についてのシミュレーション結果をお示しさせていただきました。
今回は、更にそれをベースに大胆にも「合格者数、合格率」を予想してみたいと思います。
私が今年「第51回」の択一式総合合格基準点として予想している「42点」以上の人数は、シミュレーションの結果「5,445人」ということがわかりました。
前回「第50回」の合格基準点「45点」以上の人数が「6,525人」でしたので、それに比べ「1,080人」減少する結果となります。
前回「第50回」の「45点」以上の人数「6,525人」のうち、実際の合格者は「2,413人」でした。
その合格率は 2,413人 ÷ 6,525人 ≒ 0.37
つまり 37.0%
今年「第51回」についてもその合格率「37.0%」を適用した場合
5,445人 × 0.37 ≒ 2,015人
2,015人 ÷ 37,445人 ≒ 0.054(5.4%)
上記の計算結果から
今年「第51回」については
合格者数 2,015人
合格率 5.4%
という結果が導き出されました。
ただ、前回「第50回」は、選択式の難易度が総じて高く、択一式が合格圏内にあった受験者でも、選択式の広範な科目で基準点割れを起こし不合格となった方が比較的多かった年ではないかと思います。
一方、今年(第51回)の選択式は、「社一」と「労一」の難易度は相当高かったものの、それ以外の科目については、昨年と比べると比較的全体の正解率は高い状況です。
したがいまして、今回「第51回」の「択一式総合点の合格基準以上」の合格者割合は、前回の「37%」より若干上昇するのではないかと思っています。
そのように考えると
今回「第51回」は
合格者数 「2,200人~2,500人」
合格率 「5%台後半から6%台前半」
程度に落ち着くのでないかと推察しています。(これはデーターに基づくものではなくて、全くの私の肌感覚です・・・)
最後にしつこいようですが、
択一式「雇用問6」への対応がなされた場合の影響等は本シミュレーションにおいて一切加味していない
ことをお伝えしておきます。
以上、一連の「完全シミュレーションシリーズ」についてはこれをもって一旦完結させていただきます。
今回もアクセスいただきありがとうございました。