中1の息子に教える株式投資の始め方

40代の兼業投資家です。2019年の秋に株式投資を始める予定の息子「くま」に、投資の心構え、決算書の読み方、ビジネスモデル等をやさしく教えます。

株式投資は死亡事故を減らす

 

 

 

株式投資が最大のソリューションである」

というこの記事のカテゴリーは上記の本が元ネタである。

 

この本には「人生のありとあらゆる問題は筋トレを行うことで解決する」

という話が1冊分書かれている。

そんな訳ないだろっ!

と思いながら読んでも、結構な説得力がある。

アメリカ人が考えるようなシンプルマッチョな解決策。いろいろ思い悩むだけで行動出来ないなら、とりあえず筋トレしろ。そういう話が続く。

悪くない考え方だと思う。

 

(息子向け:ソリューションっていうのは「問題解決法」という意味だ。「筋トレが最強のソリューションである」というのは、筋トレがありとあらゆる問題を解決する最強の方法だ、という意味だ。)

 

 

株式投資をすることによってお金が儲かり、人生が変わる可能性がある。

でもそれ以外に、株式投資をすることでいろいろな問題が解決される。

それをしばらく書いてみたい。

 

 

1.株式投資をやることで事故にあって死ぬ可能性が減る

 

まずこの事を伝えたい。

 

株式投資をするには、損する危険を減らそうという意識が研ぎ澄まされる。

十分に儲かる可能性がないときは、無駄に損する危険を犯す事がなくなる。

損する危険の事を「リスク」という。儲けは「リターン」という。

十分なリターンが望めないときは、無駄にリスクを取らない、そういう風に表現する。

 

無駄なリスクを取らないという株式投資の考え方は、実生活にも反映される。

例えば車の運転。

シートベルトを締める事は1秒で、無料で行うことができる。

たったこれだけで、交通事故で死ぬ可能性がものすごく減る。

 

これほどお手軽で有効、かつ有意義な事はそう多くない。

でも、シートベルトを締めない人がいる。それなのに高いお金を払って自動車保険に入っていたりする。その事に矛盾を感じることもないようだ。

 

ライフジャケットを着ないで防波堤で釣りをしている釣人。ヘルメットをかぶらずにスクーターに乗っている人。点灯しないで夜間に自転車に乗っている高校生。みんな同じだ。

リスクとリターンの事を考えると、そんな事は出来るはずがない。

 

株をやればリスクに敏感になり、事故死する可能性が減る。

 

株式投資はこんなに素晴らしい効果があるんだ。

 

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事故調査官のイラスト