11月中旬に着た紫色の縞紬、帰宅してからの自撮りをすっかり忘れておりました。
翌日、畳んでいた時に気付いて、平置きして撮りました。
来年の秋も、殆ど同じ組み合わせで着ることになりそうですねえ~。
というのも、秋に締められる帯が少なくてまあ。
他にも何本か持ってはいますが、濃い色なので、紫地の着物には合わなくて。
薄い色の秋用の帯、欲しいです。
博多帯を買って満足したもので、着物関係の物欲は失せていました。
久しぶりに「無くて困った」ゆえの、「欲しい」。
こういうのは健全。w
季節を度外視すれば、白地やグレー等、一応持ってはいます。
この着物に、水色の帯を締めたこともあります。
(こちらの記事→ 2016/11/25 )
まあ…合わなくはないのですがね。
この時は、とりあえず初おろししておきたくて秋だけど締めてみた、といった感じなもので。
締めた時も、2年経った今見ても、やっぱり春向け。というか、新春以降向け。
10.11.12月には使うのやめておこう。その代わりと言っちゃ何だけど、1~5月まではいつでも平気じゃない?といった具合。
実は、そういう帯が多いんです、私。
秋用が少ないと気付いてはいました。
どうしても偏るものなんですよね。やっぱり目が行く色って似通うものですから。
着物好きであれば、多くの皆さまが見てらっしゃるであろう、カンタービレさま。(朝香様)
たまに、「これ良いわ~」という帯に当たります。
言うまでもなく「同じのが欲しい!」ではなく、「参考にします!」ですけれど。
「きものカンタービレ」2018/11/17 海藻のような…布 / 7マルキ一元式の本場奄美大島紬の泥大島に洛風林の鹿のすくい織の帯
今回は、こちらの「鹿のすくい織の帯」が良いな~と思いまして。
「鹿」は、秋の季語。
「秋」ならではであれば、イチョウ(公孫樹でも銀杏)でも良いんですけどね。
ただ植物は、季節が分かりやす過ぎるのが難点。
楓の帯を春に締めづらいのも、それが原因。
着物を着ない、俳句や和歌にもさほど詳しくない一般の人は、楓は秋の紅葉に直結。
春の青葉の頃にと思って出しても、二の足三の足。一般人の目を意識しすぎ。
ですが、動物柄の帯は、その季節以外でも締められる懐の深さがあるような気がして。
少し検索して見ましたら、朝香さま、春にも締めてらっしゃいましたし。
縞の帯を始めとして、なるべく「柄」が主張しない帯を増やして参りましたが、ここに来て壁にぶち当たっております。…大袈裟です。(苦笑)
柄が主張しなくても、色が主張しますから。
鹿もイチョウも良いですね~。他にも色々あるでしょう。
長い目で見て、これからずっと秋に使えるものを探そうと思います。
お読みいただき、ありがとうございます。