息子の日記。
息子1号の小学校では、毎日プリントなどの他に自主勉強が宿題として出されます。
宿題にされている時点で自主勉じゃないだろ!というのはとりあえず置いておいて、これがけっこう苦労のタネで。
ただでさえ勉強をしたがらない息子に毎日何をやらせるかと入学以来ずっと悩んでいたのですが、最近になって積極的にやりたがることが出てきました。
それは、日記を書くこと。
その日にあったことを一日の終わりに書くのは、面倒なことはなんでも後回しにしたがる息子の性格に合っていたみたいです(^_^;)
ある日の朝、なぜか私はごみ捨ての準備中に急に尾てい骨あたりに激痛が走り、大声で別室で遊んでいた息子を呼んでごみ捨てをお願いしました。
とにかく痛くてまともに立って歩けなかった私を見て、息子は
「お母さん、おばあちゃんみたい…」と。
初めて見る私のその姿が、かなり衝撃だったようです。
と、同時に、初めての自分一人でのごみ捨てという大仕事(息子的には)を張り切ってこなしてくれました。
そしてその夜、日記を書きだした息子。
息子「今日、お母さんが、お尻が痛くて…」
いや、待って!!お尻じゃなくて、尾てい骨だから!!
お尻っていうと、「ぢ」みたいに思われるから!!
息子「尾てい骨って、なに?」
「うーん、お尻の、このあたりの骨でね…」と、息子の体を触る私。でも小学1年生に説明しても、いまいち??です。
私「いいや。じゃあ、お尻じゃなくて腰って書けばいいよ。腰と、お尻の間のあたりが痛いの」
息子「ふーん」
あまり納得はしていないようでしたが、なんとか書き直してもらうことができました(^‐^;
書き上がった日記を読ませてもらうと、
「ごみ捨てをできて、うれしかったし、楽しかったです」
と書いてありました。
嬉しかったんだ…。
子どものお手伝い。
してくれた時は「ありがとう」と言うのもいいけれど、それよりも「助かったよ」と言うほうが更に良い、と聞いたことがあります。
この時の私は、息子には失礼だけれど本当に藁にも縋る思いでごみ捨てをお願いしたのですが、それで「助かった!」という気持ちが自然に息子への言葉と行動に表れていたのだと思います。
実際、一人でごみを捨てに行ってくれた息子をとても頼もしく感じましたし。
私たち大人が当たり前にしていたごみ捨ても、息子にとっては小さな冒険であり、また、自分は役に立つ人間なんだという自己肯定感を育むものだったのでしょう。
日記を読んで、これからは息子1号をもっと頼りにしよう、と思った私でした。
よろしければ、おねがいします。
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