Lodge(ロッジ)の「グリルパン」で絶品厚切りステーキを!
■厚さ5ミリの鉄板の凄さとは…
以前、ロッジの「ラウンドグリドル」のこと↓を書きましたが、本日は同じくロッジの「グリルパン10 1/4インチ」について書いてみようと思います。
クレープやステーキなどでは「ラウンドグリドル」が大活躍してくれているのですが、たまたま出掛けた韓国料理店で、油が程よく落ちて柔らかくジューシーなサムギョプサルを食べた時に、あの山型のグリルパンを見て思いついてしまったのです。確かロッジにもグリルパンがあったなーと。そして街中の立ち食いステーキのお店の店頭バナーなんかを見るたびに、あの十文字に焼き目のつくような本格っぽい焼き方に憧れもあり…。
ちなみにグリルパンのメリットは、以下の通り。
・しっかり余熱しておけば、素材を入れた時に熱が下がりにくいこと
・余分な脂、素材から出た水分が落ちること
・直接素材と接する面が小さいから縮みも少なくじんわり均等に熱が回る
余分な脂、水分などが下に落ちるので純粋に素材の味が凝縮される。そして厚さのあるお肉でも、じわじわ均等に火が入り「外はカリ&中は柔らかくジューシー」が可能という理論ですね。
他のブランドからも同様の鋳鉄製グリルパンが発売されているのですが、お値段が…。
というわけで、我が家で活躍してくれているのはロッジの「グリルパン10 1/4インチ」。内径が25.7cm、深さ4.6cm、IH対応、鋳鉄製 2.62kg! というものです。
正直なところ、我が家にある調理器具の中で、購入前に一番悩んだのがコレですね。
何しろ重い。場所をとる。手入れが面倒。使用頻度は…多分そこそこかも…。
やっぱり諦めた方がいいかなー、と思いつつも夫に相談した時に「へー、いいね!キャンプには最高とちゃう?」との答え。
あなたの基準はキャンプですか?と言いたくなるくらいキャンプ好きな夫なのですが、やはりアウトドア派の方には理解しやすいようで(苦笑)!というか、多分普段の食卓にキャンプっぽいダイナミックな?(笑)料理が出てくることを期待したのではと思いますが。。。
というわけで結局購入したのが4〜5年前でしょうかね。ラウンドグリドルを購入した数ヶ月後でした。
ロッジのグリルパンのオフィシャルサイトです↓
■「外はカリッと中は柔らかくジューシー」の追求!
ロッジ製品は鉄板の厚さが約5ミリなので、全体が温まるまでの余熱時間は通常のフライパンよりも長く掛かります。でも、一度温まるとその熱を維持できるので、「焼く」という料理法については、これ以上理想的なものはないのでは、と思っています。
というのは、肉でも魚でも、「焼く」という調理法での理想、「外はカリッと中は柔らかくジューシー」に一番近い調理器具ではないかなーと思っています。
何だか講釈が長くなってしまいますが、普通のフライパンだと高温に熱しても素材が入った途端にフライパンの表面温度が一気に下がってしまうんですよね。
それと、熱源に近い部分と遠い部分で表面温度に差が出てしまうこと。
そもそもテフロンなどのフッ素樹脂加工のフライパンは元々強火での使用が禁じらてれいて、中火以下で使用するようにと注意書きがあります。一般的には、樹脂加工のフライパンの調理の上限温度は180度なんですよね。
キャンプ料理を堪能している夫を唸らせるにはやはり、ロッジは最高という結論です。
↓こちらが愛用しているロッジのグリルパン
■最近使ったのは…
ブログなどで調理の段取りや調理中の写真が載っているのを見て、いいなーと思うことが多かったので私も挑戦してみたのですが…
調理中に写真を撮るのって、こんなに大変なだとは思いませんでしたっ!
元々写真をキレイに撮るセンスなど持ち合わせていないので尚更なのかもしれませんが、と先に言い訳を…。
この日は、豚バラ肉を厚切りにしてグリルしました。このお肉は厚さが3cmくらいあるのですが、真上から撮影したので全然わからないですよね。。。(涙)
↓こちらが豚バラの厚切りとジャガイモのグリル。グリルの底にバラ肉から落ちた脂が溜まっているのがわかりますでしょうか
↓焼く前のお肉です。表面の厚い脂肪層には格子状に切り込みを入れてます
こちらは、また別の日ですが牛ステーキ
↓こちらは牛サーロインを焼いたとき
↓こちらが焼く前(この後、背脂は外しています、夫のメタボ対策で(笑))
というわけで、焼いている時の写真を載せましたが、なんだかあまり美味しそうに見えないし、グリルパンのダイナミックな使い方も伝わらないような気がして、載せようかどうしようかとても迷った次第です。でも、もしかしたら何かの参考になるかな?と思って載せてみました。もっと、写真のことも勉強してみます!そして、今度はもっとダイナミックな感じの料理のときに撮ってまたご報告できればと思います(涙)!
■しっかり余熱を入れてから素材を入れるのがコツです
このグリルパン、余熱をしっかり入れないといけないのですが、結構時間がかかります。我が家の3つ口ガスコンロでは、一番大きいバーナーで強火にして3〜4分はかかります。
油をひかない状態で薄煙が上がるまでは全開の強火です。その後少し火を弱めて脂をこすりつけそのまま温度を保ちつつ肉を焼く感じでしょうか。
上の写真は豚バラと牛サーロインでしたが、チキンのモモ肉もとても美味しく焼けるんですよー。早くも師走になってしまいましたが、クリスマスにチキンステーキを焼いたらまたご報告いたします!
お手入れ方法などは、以前書いた「ラウンドグリドル」同様なので今回は省いてしまいますが、その面倒ささえ厭わなければ本当に美味しいグリル料理が作れますよー!