他の方々の体験談ブログを読んでから、突然かかって来る電話に備えて、今迄ずっとバイブだったスマホのマナーモードをOFFにして肌身離さず持つようにしました。
10月前半。
前日は娘の定期的な月1のガンマグロブリン点滴で日帰り入院でした。
翌日は疲れて高校のリモート授業も欠席。
私は私で午前中1~2時間の睡眠(SLEのせいか、すぐ身体が重くなります)。
午後1時間睡眠から覚めて、ほぼすぐの午後3:30頃、自宅電話に移植登録をした◎病院からの電話が来ました。
「去年検査入院してからウチの病院の検査に来て無いですよねぇ?」
私「あ、それ、そちらから何の指示もご連絡も無いので、1年経ちますし、ちょうど問い合わせ電話しようと思ってたところなんです(本当に)」
「そうなんですか、それは失礼しました。移植のご希望はおありなんですか?」
「はい」
「なっちゃんさんの体調は入院時と比べていかがでしょうか?」
「変わりません」
「そうですか。今日、これから移植手術を受けられますか?」
「えええええっ?手術?!はいっ!」
青天の霹靂というか…待っていた事なのですが、登録した時点で13番目ですし、他の方々の体験記を読んでも3年ぐらいかかっていたので、まだまだ先だと思っていました。
「まず最初にドナーとなっちゃんさんの血液検査をして拒絶反応を起こさないか検査して拒絶反応が出たら残念ですが手術は出来ません」
「その場合は入院無しで日帰りですか?」
「そうですね(これは間違い。入院だった)。どれぐらいで来られますか?」
「車で〇時間ぐらいです。病院に着いたらどうしたら良いですか?」
「総合案内へ行って(…説明…)。まだうちの病院で手術するかどうか分からないので、もう1度お電話します」
電話を切った後、眠っていた娘に「移植の電話来た!」と言ったら驚いて起き上がりました。
娘「え?もうっ?!」
娘は1日入院でいつも使っている物+目薬+スマホの充電器を準備。
私は3日分の入院用品を準備していたボストンバッグに娘の常備薬・保険証・お薬手帳を入れた。
Papaが在宅勤務で良かった…。娘が学校を休んでて良かった…。
15分後ぐらいして、今度は自宅電話では無く、スマホに電話がかかってきました。
「ウチの病院で手術する事になりました」
そうして、毎日緊張して待っていた緊急連絡が来てすぐに娘とPapaと私は病院へ向かえました。
(ちなみに娘はスリッポンの靴を履いて出ました。このまま入院先で室内履きにします)