4日目

本日は、目覚ましをかけずにゆっくり起床。ゆっくりご飯を食べて、ウブド散策へ。ウブド市場には、欲しい物は見当たらず。ウブド王宮前の観光案内所で、どうしても見たかったスマラ・ラティの公演チケットを購入。

モンキーフォレスト通りを歩き、モンキーフォレストを目指す。猿は可愛かったけど、バリに来て、絶対に行くべきところっていう感じでもない気がする。猿の親子、特に子ザルが可愛かった。サツマイモを食べていた。園内をサクっと散歩して、次へ。
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旦那がどうしても行きたがっていたプタニというレストランへ。ミーゴレンと、郷土料理のナシ・ラジャを頼む。地球の歩き方に載っているレストランなので、日本人がすごく多かった。そこまで混んでいないのに、注文したものが中々来ずに、私は、イライラしていた。料理が、棚に15分くらい放置されていて、何度も、「注文の料理はまだか?」って聞いて、持ってきてくれたのが、棚に放置されていた料理・・・。かなり、前に来ていたのに。料理が冷めていて残念だった。いい値段のする高級レストランなのに。他の日本人客も、かなり料理を待たされているようだったけど。スタッフの人数は多かったのに、統制が取れていないようだった。
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ミーゴレンは、旅の中で一番おいしいと旦那が言っていた。ナシ・ラジャは、チェンマイのカントーク料理みたい。郷土料理とのこと。冷めていて、そこまで美味しいとは思わなかった。それぞれ、20万ルピア。結構、いい値段する。苦しくて全部食べれなかったけど、経験できて満足。その間に、大雨が降ってきた。雨の中、近くのスーパー(COCOスーパー)へ行く。ナシゴレンの素などを購入。

その後、ぶらぶら散策して、ヨガショップなどを見てまわる。欲しい物は、見当たらなかった。

お腹が落ち着いたところで、歩き回って、マッサージ屋を探す。旦那は、リフレクソロジー専門店に行くことに決める。私は、Boreh Pijatというお店に決めた。初めての別行動。でも、それぞれ、行きたい店を決めた。まぁ、どちらも近くにあるんだけど。私は、1時間のバリニーズと30分のリフレクソロジーをお願いする。合わせて17万ルピー。リーズナブル。オーナーさんかな?笑顔で温かみのある優しそうな女性がでてきて、その方が施術してくれた。丁寧な施術、最高だった。設備がもっとしっかりしてたら、値段をもっとあげて、中~高級店にもできただろうに。シャワーが水だったし、紙パンツもなかったから(本当に裸)、この値段なんだけど、施術内容・技術がとても高くて、最高だった。やっと、バリニーズマッサージに出会えた感じ!!旦那も、満足だったらしい。

お互い、満足した気分で、Boreh Pijatの近くにあるビーガンジェラートを食べた。Kokolatoというお店。私は、チョコレート味、これも美味しい!!旦那は、キャラメル味で、こちらも美味しかったらしい。 バリは、ビーガンレストランやジェラート屋が沢山ある。ヨガも有名だし、健康志向なんだなぁ~と思う。

そして、お腹が苦しくて夕飯は抜く予定だったが、どうしても試したくて、ビアビアへ行ってしまう。しかも、ナシチャンプルーとミーゴレンの両方を頼んでしまった。旦那は、かなり怒っている。でも、試したかったから、しょうがない。もう、明日帰るから、行く機会ないし。店内は、ほぼ日本人客だった。
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値段は、昼のプタニの約10分の1。味は、両方とも、かなり残念だった。ここは、ただ安いだけのお店だった・・・という私の結論。まぁ、この値段だったら、しょうがないのか。タイだったら、プタニがバーンカニタで、ビアビアがイムちゃんって感じかな。それなら、この値段にこの味、納得だわ。

その後、ホテルでシャワーを浴びてから、スマラ・ラティ「スピリット・オブ・バリ」の公演開始の1時間前にホテルを出る。会場まで歩いて10分くらい。会場に着いたら、いい席は、みんな取られている!!とりあえず、真ん中の通路側の席を取る。一番前の席などは、予約の紙が貼られていて、座れない感じ。会場は、殆ど、日本人客だった。私達の側の一番前に座っているファランの男性の座高が高すぎて、旦那は、かなり見にくそうだったけど・・・。

時間になって(5分くらい遅れて始まった)、演奏者が入場してきて、私は、通路側に、座席をずらして(私の前の人が座席をずらしたから、私もさらにずらした)、動画撮影をいつでもできるようにした。(ちょっと、罪悪感はあったけど。でも、私の後ろに座ってる人も、私がズレた方が見やすいはずと思いきかせた。)

ガムランの演奏から始まる。集団に日本人も混ざっていることに気付く。そして、レゴンダンス。
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そして、有名なアノム氏の「バリス」。これを見たかったのだ。実は、どれが、有名な踊り手によるバリスか最初は分からなかったけど、この踊り手が出てきて、みんな一斉に、カメラを持って撮影しだしたから、すぐに分かった。踊りは、鳥肌が立つほど圧巻。目を離すことができなかった。他の団体のバリスとは比較する機会はないけど、これがすごいものだっていうのは、私でも分かった。
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そして、こちら、右の方は、実は日本人(最後に、日本語であいさつをしていた)。バリ芸能に魅せられて、バリに住みながら、ガムランや踊りを習って、集団に所属する日本人も多いんだろうなぁ~って思った。メイクをしていたら、日本人かインドネシア人か分からないけど・・。私も、バリ留学して、ダンスでも習おうかしら。実は、10年くらい前に、一週間のバリ留学をして、ダンスかガムランを習おうと考えていた。結局、ベトナムへ料理留学にしたけど・・・。もし、あの時、ダンス留学でもしていたら、バリに魅せられて住み着いて、こういう団体に所属していたかも?なんて、考えてしまった。
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そして、バロンダンス。色んな種類のダンスが見れて、飽きない。
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仮面(トペン)ダンス。
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とりあえず、どのパフォーマンスも完成度が高く、約2時間、楽しむことができた。

旦那は、このダンスを見てから、ウブドの伝統芸能の奥深さにハマり、ウブドが一層好きになったらしい。昼間は、ランチしながら、「ウブドって、足がないと、気軽に観光できないし、住みにくそう。どうして、ウブドにそこまで旅行者がハマるのかよく分からない」みたいな話をしていたのに、このダンスを見てから、「バリは面白い!もっと、色んなダンスを見たかった。また、バリに来たい。」なんて、言うようになった。タイに帰って来てからも、バリが恋しくなってるし。喪失感が激しいみたい。旦那も、このダンスを見てからバリへの考え方が変わったことに納得している。

それだけ、スマラ・ラティのパフォーマンスはクォリティが高く心に訴えるものがあり、素晴らしかったということ。

5日目

最終日。空港への送迎車は、11時に迎えに来る。16時飛行機出発で早すぎるように感じるけど、ホテルの人が、10:30か11:00出発がいいと言ってきたので、さすがに10:30は早すぎだろうと思い、11:00出発を選ぶ。渋滞が予測できないから、空港まで、3時間みた方が良いとのこと。

この日は、朝、もう一度、ウブドをぶらぶらしたかったので、朝食をサクっと食べて、散歩するが、お店があまり開いていない。そりゃそうだよね。昨日のジェラート屋、また行こうと思ったら、11時オープンになってた。残念。途中で、犬に吠えられて噛まれそうになって怖かったけど、地元の人が追い払ってくれた。

今のお正月の時期だけ、竹で作った飾り物が置かれる(ベンジョール)。お供え物も、沢山置いてあった。↓お正月だけの光景。
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ウロウロ適当に歩いていたら(これまで通ったことのないところを歩いていたら)、たまたま、ハスが綺麗なお寺を発見。ウブドウォーターパレス。

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ウブド王宮に入ることもできて、最後の最後、ギリギリまで観光をできて大満足。

実は、ホテルから空港まで、1時間ちょっとで着いてしまった。早く着きすぎで、TGのカウンターはあいていなかった。時間がありすぎて空港のカフェでミーゴレンを食べたため、ムダにカロリーをとった。そして、空港ラウンジにも入ることができ、私は、ワインを3杯も飲み、美味しいナシゴレンを食べ、さらに太る。ラウンジで、サラックというフルーツを初めて食べて(ずっと、バリで気になっていた。ホテルの朝食にもあったけど、食べていなくて・・・)、めっちゃ美味しいことに気付く。もっと、早く気付けば良かった!!!サラックにハマって、5つくらい食べる。
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飛行機は、定刻発。機内食は、またもや、フィッシュを選択。スワンナプーム上空は、混雑していたようで、ランディングタイムが30分くらい遅れる。バンコクを通りすぎて、チョンブリーの方まで飛行機が行ってしまった。燃料が十分か、ちょっと心配になったけど・・・そこは、タイ人もバカじゃない。大丈夫だった。

楽しかった4泊5日のバリ旅行が終了。

ふと、今思った。そう、私は、昔、高校生の頃、吉本ばななの「バリ夢日記」を読んで、その頃から、バリに行きたいって憧れていたんだなぁ~。こんな、おばさんになってから夢がかなって・・・。でも、「行きたい!どうしても行きたい!」って強く思っている頃に行っていたら、もっと、違った感想や感覚があったんだろうなぁ~って思う。今は、アジアは、色々行ってるから、特にバリは、カルチャーショックも衝撃的なこともなくて、ちょっと物足りなさもあって・・・、でも、ストレスフリーな旅を楽しめたのは良かったけど。もっと、若い時に、お金とか気にせず、行動できていれば、私の人生、もう少し違ったのかも・・・なんて思う。



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