個人の貸借対照表③

 

おこづかいちょうをつけるようになったら、お金のこともっと関心を持つようになったよね。

 

むだ使いもしないようになったと思います。

 

将来みんなが大きくなって、自分が働いて生活するようになると、このお金のことはとても大切です。

 

その時に、みんなのお金がどのように今あるの知るために、表を作って考えるといいよ。

まえに少しお話ししたことだよ。

 

例えば左側に一つのはこがあります。

 

反対の右側にどこからお金を持ってきたのか書きます。

 

例えば今1,000円のお金があるとするよね。

 

それが左にお金が1,000円きます。

それと同じものが反対に自分のものであれば1,000円右側に行きます。

 

これが今自分が持っているお金だよね。

 

図1 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)    
         お金
      1,000円
        自分のお金
       1,000円
 
   
   
   
   
           

 

 

ただ大人になってもっとお金が必要になってくると、働いてたお金では足らなくなる事があります。

 

みんななら、例えば欲しい本があってお金が足らないとどうするかな?

 

 

もちろん、おこづかいを貯めてお金が貯まってから本を買うことも大切だよね。

 

 

それまで、どうしてももし待てない時に、お家の人からお金を出してくれる事もあるよね。

 

でも、それはお家の人に返さないといけないお金になることもあります。

 

例えば500円お金をお家の人から、出してもらったとします。左側のはこは、お金が500円増えます。

 

でもこのお金はお家の人に返さなければいけないお金だよね。

 

という事は、自分のものではないので右側にある自分の物のはこ以外に、別のはこ500円作ります。

 

この500円の右側の箱を借入金(かりいれきん)といいます。

 

 

図2 貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)    
         お金
      1,500円
 
        借入金
   (かりいれきん)
         500円
 
   
         自分のお金
        1,000円
 
   
   
           

だからお金が左側の箱に1,500円があるかもしれないけど、そのうち500円はお家の人に返さなければいけないから、この1,500円のお金は全部自分のものじゃないよね。

 

 

自分のものは右側の箱のうちお金を返さないといけない500円を引いた、残りの1,000円が自分のお金になるよね。

 

お金のことを考えるときに自分のものからお金を返さないといけないもの(借入金、かりいれきん)を引いたものが、本当の自分のお金だよね。

 

 

本当にお金が残っているのかどうかよく考える必要があるよね。

 

この返さないといけないお金、借入金は本当は返すまでの間に、返すお金以外に利息(りそく)と言う別のことお金を足してお金を返します。

 

例えばその利息が10円だとすると1,010円返すお金になります。

 

多くのお金を返すようになると、この利息もたくさんかかります。

 

欲しいものは、そのお金が貯まるで待てばこの利息は、払わなくてすむからお金を貯めてから欲しいものは買いましょうね。

 

おしまい。

 

よかったら、ぽちっとおしてね。

 

 

 

にほんブログ村 教育ブログ 金融教育・金銭教育へ
にほんブログ村
小学校教育ランキング