『野党支持層に期待が高い参院選統一名簿も実現は遠く 産経・FNN合同世論調査(産経新聞)』
―なる報道がなされましたが、一般的に野党共闘と統一名簿の分別はついていないでしょう。現状「統一名簿は比例区も野党がひとつの勢力としてたたかう」ということを知る人は、Twitterなど論壇たたかわすわずかな人しかいません。その論壇も、アンケートもこの通り割れている状態。ま、産経は「野党共闘」そのものを壊したいだろうからこの題材取り上げたのと違いますか。
一方で統一名簿を強要する方からは社民党支持者に対する舐めた発言も。
―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―
▽よしぼ〜(@yocibou)2019年2月17日17時44分ツイート
(社民党支持者に)おおっぴらに社民さんが得をするように決まるとは言えませんが、比例で割を食うという事はないでしょう。しかも統一名簿(オリーブの木)で、選挙区での一本化候補で、小党にもチャンスが与えられるのではないでしょうか。空き(自公議席)の選挙区議席が沢山あるでしょう。候補乱立なら共倒れです。
―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―
…この方は「善意」のつもりでしょうが、一重二重に社民党を“殺し”にかかっている。
1)社民党は今回選挙で得票2%を得ないと「政党要件」を失う(様々な制約がかかる)
2)立候補者が10人いないと選挙活動にも制約がかかる
体よく言えば、社民党を殺しにかかっているとしか思わないですよ。一昨年の総選挙でも「1都道府県に一人も立候補者が無い党は宣伝手段が大幅に制約される」のを知ってか知らずか、一人擁立しただけで「共産党に立たれてしまった」なんてのべているのいましたからね。該当区他野党候補は「共産党完全拒絶」にも関わらず。デリカシーも環境整備もなく無茶言うな、と思いますが、変に乗っかるのもいて…
―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―
狐狸新党:政治分析局【公式】(@seizi_bunseki)2019年2月18日11時11分ツイート
(前略)損得の話をすれば、社民は、二人の候補者を統一候補者名簿に出馬させられるなら参加すると思います。
―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―◆―
共存共栄の政治目標も考えず「エサだけまいとけば参加するだろう」的な言い方を公然と出す姿には苛立ちしか覚えません。俺は共産党最推薦で意思表示していますが、こういう舐めた言い方するならたとえ“同志”でも怒ります。その割合が「統一名簿強要者」に多いです。
俺は独裁者の次を独裁者にするために活動しているわけじゃないの。この言葉に「強要論者」批判の意をこめて項を終わります。