またもや微妙にタイトルを変えました。今回ともうひとつのエントリで「引きずられたくない物事」と題してお送りします。
「平成」と呼ばれる時代で政治の何が一番変わったかといえば左派勢力の政党が激減したことです。1989年に在籍していた主な政党で、純粋に保守言われていたのは自民党ひとつのみで、共産党、社会党は言うまでもなく、また民社党も企業寄りかつ反共主義ではありますが、資本主義からは卒業しよう、というのをまかりなりにも掲げていた勢力でした。公明党にしても自民党からは距離をおいていたわけで。
1993年周辺以降に社会党の勢力激減→社会党の「自・社・さきがけ政権」、同時に社会党勢力の破壊が念入りに行われ、左翼的な人間を社会の主だった場から外し、蔑視する行為も念入りに為され、今に至る「左翼はもとより野党忌避」にまで結びついてしまいました。いま存在する政党で自民党系譜(与党の公明党も入れる)でない議員のみが在籍しているのは残念ながら共産党と社民党しかありません。他の勢力は「自民党系譜主力」か「市民活動も経験している人もいるが自民党系譜もいる」状態になっています。
いまの状態を図形で表せば「△」。議論の幅が左翼側を対象にどんどん削られ、一方で自民党あるいは同系譜のみがガンガン膨れ上がり、昔は「□」だったものが「△」に、そして「―」にさせられる危機にもあります。要は「ひとつの考えしか認められない体制」。一貫して「この道しかない」状態に置こうと策動図っている安倍政権。「この道しかない」にして破壊寸前までいった70数年前の教訓くむなら、この政権は退けなきゃならない対象でしかない、と申し上げます。
最後に。書いているうちにもうひとつの対象忘れたので、思い出し次第続きを書きます。やはり時間置きながら記事作るとダメですね(呆)おつきあいいただきありがとうございました。