ー世界へのDOORー

アメリカ留学経験済みの筆者が英語や留学、海外の文化等を紹介したり、自分自身が興味あるものをひたすら記すブログです。

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英語の未来表現will,be going to,be-ing, will be-ingの違いって?

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考える女性

みなさん、こんにちはこんばんは!Rinです!

 

私達日本人は、中学校の英語で、未来形、will, be going to, be-ing, will be-ingを習いましたよね?
ですが、これらのそれぞれの違い、ニュアンスの違いについては詳しく習ってはいないと思います。
また、

「willとbe going toの違いはなんとなく知っていても、ちゃんと使えているか不安」
「will,be going toの違いは習ったけど、be-ing, will be-ingの違いはあまり把握できていない」

こういう方も多いのではないかと思います。

今回は、そういった方のために、英語の未来形、will,be going to, be-ing, will be-ingの使い方、それぞれのニュアンスの違いを詳しく説明していきたいと思います!

 この記事を読めば、未来形での英語表現をそれぞれの状況に合わせて正しく使い分けることができます(*^_^*)

 

英語の未来表現、will,be going to, be-ing, will be-ingの違いってなに?

今回は、わかりやすいように、
have lunch ランチ(昼食)を食べに行く
という英語表現を使ってそれぞれの未来形表現を説明していきたいと思います。


未来表現

1 will:           I will have lunch tomorrow.
2  be going to:  I’m going to have lunch tomorrow.
3  be-ing:          I’m having lunch tomorrow.
4   will be-ing:   I will be having lunch tomorrow.


これらの4つの未来表現で「明日ランチを食べる(食べに行く)」ということを表現できますが、それぞれの違い、ニュアンスの違いについて紹介します!

1 willを使うときの状況

will:    I will have lunch tomorrow. (明日、ランチ食べに行こう。)


まず最初に未来形のwillについて紹介したいと思います。

このwillのイメージは、その場で決めた未来への行動を表現します。

つまり、willを使うときは、前から入念に考えられたものではなく、
「その場で思いついたこと、その場で決心したこと」に対して使われます。

この、I will have lunch tomorrow.は、「よし!明日ランチ食べに行こう!」といった感じになります。

未来形のwillで使われる英語表現

このwillの表現は、その場で思いついたこと、決心したことについて表すので、こういった状況で使われます!

・レストランでオーダーを聞かれたとき
I will have this. (これにします。)


・電話に出るとき
(電話が鳴って・・・。)
A: Hey, could you get that? (ねえ、電話出てくれない?)
B: OK! I will get that. (わかりました。私が出ます。)


・相手にディナーを誘われて・・・。
A:Do you wanna go out for dinner tonight? (今夜夕食食べに行かない?)
B:Sounds good! I will! (いいね!行こう!)

こんな感じで、willはその場で思いついたこと、その場で決心したことについて使われます。
レストランで注文するときも、その場で選んでメニューを頼みますよね?そのために、willが使われているんです。

2 be going toを使う時の状況

be going to: I’m going to have lunch tomorrow. (明日、ランチを食べに行くつもりです。)

この、be going toの未来表現は、
「既に決心済みだが、準備はしていない、未完了の状態」を表します。
willと違って、その場で決めたことではなく、以前から、決心していたことを指します。

ですが、
既に決心しているものの、それが必ずしも計画、段取りをされているわけではない状況にこのbe going toはいます。

つまり、I’m going to have lunch tomorrow.は、以前からランチを食べに行くことを決心していたものの、準備、段取り(例えば、レストランの予約など)はされていない状態になります。

be going to が使われる状況

・週末の計画で

A:Do you have any plans for this weekend? (週末は何か予定あるの?)
B:I’m going to go to Hakone this weekend. (箱根に行くつもりなんだ。)


・過去からの流れで決心した場合

I don’t like my job. I’m going to quit! (仕事が好きじゃない。辞めよう!)


この状況は、今決断したというよりも、過去からの流れで、今決心したという状況になるので、going toを使って表現します。

また、このbe going toは、「ある出来事が近い将来起こることを信じている場合」にも使われます。

例えば、天気をみて「曇っているなあ。なんだか雨がふりそう」というときに、

It’s cloudy. It’s going to rain. という風に表せます。

 

3 be-ingを使う時の状況

be-ing : I'm having lunch tomorrow. (明日、ランチを食べに行く予定です。)

このam having lunchの表現は、
「以前から既に決心していて、
もう準備済み、段取りは終わっているものの、
ランチを食べに行くことはまだしていない、未完了」
という意味を表します。

tomorrowをつけて未来時に移して、「確実にランチを食べに行く予定」という意味を表します。

2で紹介したbe going toを使ったI’m going to have lunch tomorrow.とbe ingのI’m having lunch tomorrow.を比べてみるとこんな感じになります。

I’m going to have lunch tomorrow. (明日、ランチを食べに行く予定です。(以前から決心しているものの、準備などはまだしていない状態))

I’m having lunch tomorrow.   (明日、ランチを食べに行く予定です。(以前から決心していて、準備、段取りも既にすませている。あとはランチに行くだけの状態))
赤いところが、be going toと違うところです!

こんな風にニュアンスが違ってきます!

実際に、このbe-ingの未来形の方ティはネイティブはよく使うのですが、私達日本人の英語学習者は、未来形を表すときにこのbe-ingを使う方はあまりいないのではと思います。

ですが、既に決心していて準備も全てすませているというニュアンスも含めて言いたい場合には、よく使うbe going toではなく、be-ingを使ったほうがいいのではと思います。

4 will be-ingを使う状況

will be-ing: I will be having lunch tomorrow. (明日、ランチを食べているでしょう。)

このwillはその場の思いつき、その思いつきの内容でbe having lunch(確実にそのときにランチを食べていること)を表しています。

今パッと想像したことでも、いつも大体そうなっていることだったら確か。ということになり、
「今までこのときにいつもランチを食べているから、明日もランチ食べているはずでしょう!」
と言いたいときに、このwill be ingは使われます。

つまり、何か習慣化されている出来事で、「この時間にいつも~をしているから、未来のその時間にも~をしているだろう」と言いたいときに使います。

まとめ!

どうでしたか?同じ未来形でも、ニュアンスがそれぞれ違ってくることを理解できたでしょうか?

特に、be-ingの未来形の形は、日本人はあまり使わず、willやbe going toを使う機会が多いと思いますが、be-ingの未来形はネイティブがよく使用している表現なので、
それぞれのニュアンスの違いを理解して使ってもらえたらと思います!(*^_^*)

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