t「自己肯定感」や

「自己評価」

 

 

これが高いと

人生楽勝だけど

 

 

 

でも低くて

苦しんでいる人も

たくさんいる

 

 

 

で、評価の「高い低い」は

 

 

その人の持っている能力の

「高い低い」じゃないんだ

 

 

 

能力があっても

自己評価の低さに苦しんでいる人もいるし

 

 

能力がなくても

自分を認めて楽しく生きている人もいるからね

 

 

 

 

ただ「評価の仕方」が

違うだけなんだよ

 

 

 

 

「自分への評価の仕方」が

良くないから

 

 

自分を肯定できないし

自分を認められない

 

 

 

 

 

で、おおよその人が

自分を評価する時に

用いる基準が

 

 

 

「自分は何ができたか」

「自分はどれだけできたか」

 

 

なんだよね

 

 

 

まさに「能力」だけで

自分を評価してしまっている

 

 

 

勉強ができて

スポーツができて

仕事ができて

人にやさしくできて

 

はじめて

 

自分を評価できる…みたいなね

 

 

 

 

厳しすぎないかぁ?

 

 

 

 

とにかく

「できること」で

自分を評価しようとすると

 

 

 

できないことなんて

一杯あるから

 

 

 

私はあれもできない、これもできない

あの人よりも劣っているって

 

 

自分の評価を

どんどんどんどん

低くしてしまう

 

 

 

「肯定」ではなく

「否定」し

 

「評価」ではなく

「批判」してしまう

 

 

 

 

なので

 

もう一つちがう基準で

自分を評価できるようになると

 

 

自己肯定感や

自己評価が

高まってくるんだけど

 

 

 

それが

 

さっきの逆ね

 

 

 

「できないこと」

 

 

 

これを認められるようになると

 

 

 

実はどんどん

自分を「肯定」したり

自分を「評価」できるようになってくる

 

 

 

 

できないことがあっていいんだ

私はこれが苦手で劣っているんだ

私はこれを頑張ろうと思えないんだ

 

 

って、そっちを

認めていく

 

 

「できること」だけじゃなくてね

 

 

 

 

 

「できることがどれだけあるか」

 

じゃなく

 

 

できることもあるけど

やっぱりできないこともあるし

それが自分だし

 

 

「その自分でもうオッケー」って

 

 

 

自分に対して

「オッケー」をどれだけ出せるか

 

 

つまり

 

 

「自分を許せるかどうか」が大事なんだよ

 

 

 

 

 

で、これは自分だけじゃなく

人に対してもそう

 

 

 

子育てなんかも

 

 

「子供の自己肯定感を高めましょう」

 

 

なんて言われるけど

 

 

 

 

「できたね すごいねー」

 

 

の声掛けも大事だけど

 

 

「できなくてもいいんだよ」

「今のまんまでもいいんだよ」

「人より劣っていてもいいんだよ」

 

 

の声掛けも同じぐらい大事なワケ

 

 

 

でもこの声掛けは

自己肯定感や自己評価が高くないと

まずできないんだけどね

 

 

 

 

だからよく言われる

 

 

 

「人を認めたかったらまず自分を認めなさい」になる

 

 

 

 

大丈夫、あなたはできない人なんだ

大丈夫、あなたは劣っている人なんだ

 

 

できなくて

劣っていて

 

 

それでいいじゃないかぁぁぁぁ

 

って感じ(笑)

 

 

 

 

 

まぁとにかく、自分や人を認められるようになると

 

 

 

なにより気分がいい

 

 

イライラしないしね

 

 

 

 

 

「自己肯定感」が育つと

「他者肯定感」も同時に育ってくるし

 

 

他者肯定感が高いと

他人にイライラしなくなる

 

 

 

そしたら

対人トラブルって

当然減ってくるしね

 

 

 

 

「私とケンカしないこと」が

「人とケンカしないこと」に

つながってくるんだ

 

 

 

 

 

 

 

介護って

対人援助の仕事で

 

「他人を肯定し、認めていくこと」って

全ての支援の根本的な部分だからね

 

 

 

だからこそ

 

 

何かできない職員がいたとしても

「叱責して自己肯定感を下げさせること」は

 

 

間接的にケアに

悪い影響を及ぼすと思うよ

 

 

 

 

根っこはもろいのに

葉だけは立派にしようとしても

 

 

すぐに枯れて落ちるんだからね

(辞める、燃え尽きるなど)

 

 

 

反対に「許せる」ようになると

逆に葉は立派じゃなくても

根っこが育ってくるんだけどさ

 

 

 

いまだに

 

「許しちゃいけない」

「許しちゃダメになる」

 

って信じている人多いよねー

 

 

それが上司の仕事みたいにね

 

 

だから性格が悪くなるし

めんどくさい奴になるし

たいしてケアが良くならないんだよー バーカ

(ゴメン、心の声ね(笑))

 

 

 

「許していい」し

「許せば素晴らしくなる」のにね

 

 

 

最後に介護現場の本当の大変さは

 

 

人の少なさや

介助量の多さではなく

 

 

 

自己肯定感が育っていない人が

他者を肯定できないまま

チームを組んで人の支援を行い

 

 

さまざまなトラブルやストレスを

引き起こす

 

 

ここなんじゃないかなぁって

僕は思っているよー

 

 

 

自分も人もどんどん認められなくなる

 

 

そんな負のスパイラルに陥ると

全然楽しくないはずだよ

 

 

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