相手の都合と自分の都合が

合わない時なんて

 

生きていれば

腐るほどあります

 

 

 

相手がして欲しいと言ってきても

 

できないことなんて

山ほどありますからね

 

 

 

家に帰りたいと言ってきても

帰らせることはできないのですしね

 

 

 

今日はそんな時の

介護テクニックをお伝えします

 

 

 

対応としては

3つしかないんです

 

 

①都合を擦り合わせて

妥協点を見つける

 

②都合が合わないと

諦める

 

③どちらかが無理して

都合を合わせる

 

 

 

 

多くの人が

日本の教育では

 

「③が良いこと」だと

教え込まれてます

 

 

なので

 

 

「無理してお年寄りの都合に合わせる」のが

美徳だったりします

 

 

それがひっくり返ると

 

「無理して職員の都合に合わせる」のが

美徳になることもありますが…

 

 

多くの施設が

どっちかに偏っているんじゃないかなぁと思います

 

 

 

 

でもこれが一番大変なんですね

 

 

なんせ

 

「一方だけに」

「多大な無理がかかる」からです

 

 

だからホントは

 

 

①か②をできるようになると

仕事が楽になります

 

 

 

で、今日は②だけお伝えします

 

 

 

都合が合わないのを

相手に諦めてもらえばいいんですが

 

 

やることは

簡単なんです

 

 

「できません」

「やりたくないです」

 

 

って、言えばいいだけ

 

 

 

なのに、多くの人ができないわけですね

 

 

なぜか

 

 

「嫌な思いをするから」です

 

 

そう、都合が合わないって

嬉しいことじゃないですね

 

 

むしろ嫌なことなんです

 

 

 

で、僕たちはこのように教育を受けてます

 

 

「相手の嫌がることはやめましょう」(笑)

 

 

だから、できなくなっているワケです

 

 

 

学校の中なら

それは素晴らしいことなのかもしれません

 

 

でもそれは

介護の現場や社会では

現実的でない教えです

 

 

 

「自分を大事にするため」に

実際には

 

相手の嫌がることも

しなければいけないんですね

 

 

 

言いなりで

相手の都合に合わせ続けるのは

 

「家政婦さん」です

 

 

介護士は

そうではありません

 

 

 

自分の都合を伝え

 

「嫌なこと」でも

 

受け入れてもらう必要があるわけです

 

 

 

 

また一方的に

多大な負担ばかりかける相手に

 

好意を持てるはずがありません

 

 

見方を変えれば

 

「相手は自分に嫌なことをしている」ワケですから

 

 

 

好きでない人を支援するって

ストレスがすごくかかりませんか?

 

 

前向きに仕事をするためにも

必要ってことですね

 

 

 

というわけで

 

 

「相手と都合を合わせない」ということは

 

 

相手にちゃんとしかるべき

「嫌な思い」をしてもらい

 

 

自分を守り

相手との関係性を維持していく

テクニックです

 

 

 

 

短期間で燃え尽きてもイイという人は

僕は③でもいいと思います

 

 

でも、

 

これからも長く介護の世界で働こう

日本の介護に貢献していこうと

 

考えているのなら

 

 

必要なスキルだと思いますよ

 

 

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