そういえばジェラールは帝国にちいさな木を植えていました
まだ小さな木ですが世界が平和になった時には大きな木になってることでしょう
189年後新しく皇帝になったのは格闘家のフリッツさんでした
皇帝のクラスによって新しいフォーメーションが開発されたりするので
いろいろなクラスの人に皇帝をおねがいしなければいけないですね
皇帝になって仲間を集め装備や技の準備をしてから町の様子を見て回ります
フリッツさんは町のこどもに言いました
「皇帝になんかならないほうがしあわせだぜ。」
この言葉は後になってわたしにおもくのしかかりました
さっそく新皇帝としてお仕事を開始します
南の方に宝石鉱山があるのですがモンスターだらけで中は危険なようです
宝石鉱山の村のみんながこまっています
新皇帝フリッツの最初の仕事は宝石鉱山のモンスター退治にしました
よーしやるぞー
何度か失敗をくりかえして挑んでいる3回目のチャレンジ
戦闘を舐めることなく慎重に丁寧に戦っていけば大丈夫だともうわかっていた
・・・はずでした
出てくる敵はジェラール時代と変わり映えしないのに・・・
手も足も出ない・・・
なんでや・・・
ちゃんと武器や防具も前使っていたものを装備しなおしています
技なども訓練所でしっかり覚え直してるはずなのに
攻撃がみんな弱くてなかなか敵を倒すことが出来ず
じり貧になりそのまま全滅してしまいました・・・
また何か仕様を理解してなかったんだろうか・・・
わたしのせいで新皇帝フリッツはあっというまに死んでしまいました・・・
ごめん・・・ごめん・・・フリッツ・・・
次の皇帝は「クロウ」シティーシーフです
「先帝の無念を晴らす!」
胸にぐさぐさと刺さってきます・・・本当にごめんなさい
ジェラールPTは最初のゴブリン戦から続く戦いの中でみんな成長していたんですね
PTを組んでから実戦でしっかり戦えるようになるまで
それぞれの武器の熟練度なんかを実践で使えるまで上げるべきだったのかもしれない
フリッツはPTを組んでいきなり本番に挑んでしまったのがいけなかったんだ・・・
少しずつ調整しながら徐々に洞窟の奥に進んでいくことで
問題なく戦えるようになっていきました
宝石鉱山のボスは「リザードレディー」この頃にはちゃんと戦えるようになりました
そうして無事に宝石鉱山を解放しました
モンスターが居なくなったことでまた宝石が取れるようになったようです
せっかくなのでクロウも宝石鉱山でお宝をゲットしました
帝国は財政難なのでとてもありがたいです
そうしてコツコツ貯蓄した予算でずっと作れなかった研究所が建設できるように
宝石鉱山の村から南の方にサイゴ族の村がありました
モンスターのせいで他の村との交易が出来なくなっているみたいです
子どもたちもおなかがすいていて悲しそうです
これはなんとかしなければ!
クロウはモンスターが居るという東のダンジョンに向かいました
ボスをちょいちょいと倒してしまえばあの村はすくわれる!
軽い気持ちで入った洞窟でしたが・・・
洞窟には七英雄ダンターグが!!
皇帝として戦わないわけにはいかない!
勇気を振り絞って挑んでみますが別次元の強さでてもあしもでません
幸いロマンシングサガ2はほとんどの戦闘が逃げることが出来るらしく
七英雄ダンターグから逃亡し洞窟の外に出ました
どうやら七英雄ダンダーグはモンスターたちを吸収するために
各地をうろうろしているらしくさっきはたまたま鉢合わせになった感じみたいです
再度洞窟に入ると別のボスが配置されていました
東のダンジョンのボスは少しつよめではありましたが
七英雄ダンダーグと比べるとずっとましな強さでした
サイゴ族におしえてもらったムーの越冬地にやってきました
こちらもモンスターのせいで足止めを食らい南側に行くことが出来ず困っています
戦闘にも慣れてきたので軽い気持ちで手助けをもうしでましたが
ドラゴン???
あんまり強すぎるのはだめですよ・・・?
モンスターの巣・・・ドラゴンの巣だったらどうしよう・・・
洞窟の中にあったこの片手剣がとても強いみたいです
ラッキー
サイゴ族の長め!よくもビビらせてくれたな!
ドラゴンでもなんでもない普通の敵が待ちかまえていました
道中にそれなりに戦闘もしているのでもう通常の敵に苦戦することはないです
このゲームはきっと引継ぎがとても重要なんだな・・・
フリッツ・・・本当にごめん・・・
フリッツ「皇帝になんかならないほうがしあわせだぜ。」
何かを感じていたんでしょうか?完全にわたしのせいで犠牲になってしまいました
二度とこんなことにならないように気を付けないと
こうしてサイゴ族との間に強い信頼関係が生まれ
帝国の領土も広げることが出来ました
そして88年後
次の皇帝はフリーファイターの「メディア」です
ジェラールが植えた木も少し大きくなったかな?
なしこ