株主になってプリキュアを変える!? | ANIREISHA~アニメ、霊的スポット、旧車等~

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2020年もプリキュアの放送はほぼ確定】

先月、東映アニメーション社の株主総会が開かれた。収益は史上最高(だったと思うが)になった模様だが、一株当たりの配当金は約20円下がることになった。

 

社長も語っていたように、業績が好調だった一番の要因は市場(スマホ対応のゲーム等)拡大の「波」にうまく乗れたことであり、積極的要因ではない。

 

何年もの間、業績が伸び続けている要因は、北米、中南米、中国等へのドラゴンボールの放映やゲームの版権と、ワンピースの海外進出によるところが多い。

 

ドラゴンボールとワンピースは東映アニメーション社の二大看板であり、同社の国内テレビ放送作品の売り上げでは3位につけているプリキュアとは比べ物にならない収益だ。

 

逆に言えば、二大看板のどちらか一つの作品の人気が落ちると、東映アニメーション社の業績はがた落ちすることになる。ドラゴンボールはまだしも、ワンピースについては、原作者が事故や病気で死亡し、原作の連載が終了すると大問題。

 

社長は’04年に放送開始されたプリキュアシリーズ以降、メガヒット作品が生まれてないことも問題視していて、「100年続くようなアニメ」の発掘・創造にも積極的で、それに関する投資から配当金も抑えているのではないかと思う(飽くまで一因に過ぎないだろうが)

 

ところで、「HUGっと!プリキュア」はプリキュア放送開始15周年ということもあり、様々なイベント等を行ったこともあり、シリーズとしては久々に収益が100億円を超えた模様。

 

その反動もあり、スター☆トゥインクルプリキュアはハグプリより収益は若干下がることが想像されるが、一定の水準は保たれることから、株主総会でも2020年もプリキュアの放送が続くことがほぼ確認された。確実性のものではないが、「期待されている限り、作り続ける」ということだったから、「ほぼ確定」と言っていいだろう。

 

とは言え、プリキュアファンとしては、少しでも増収の方策を考えたいもの。そこで提案したいのが、これまで禁止されてきた「恋愛」の導入。恋愛要素をこれまで取り入れなかった理由の一つに、女児の保護者たちの反対がある。園児にはまだ恋愛モノは早い、ということだが、この理由には矛盾がある。

 

なぜなら20代後半から30代前半の女児の母親の多くは、セーラームーンを見て育っているから。セーラームーンは少女漫画が原作ということもあり、多分に恋愛要素を入れている。各シリーズ終盤には何度もプリンセスセレニティ(セーラームーン)とエンディミオン(タキシード仮面)が抱き合い、キスをしていた印象がある(記憶違いがあるかも知れないが)

 

自分が楽しんできたものを己の娘には禁止する、というのは如何なものか。それにそんなことを言うのは時代遅れの観がある。

ただ、どんな恋愛でもいい、というのではない。キスシーンでも当然のことながら、舌を入れたりする濃厚なものはダメだし、プリキュアが妻子ある男性を好きになるのもNG(当たり前!)

 

女児はプリキュアを小学高学年で卒業するケースが多いが、恋愛要素を取り入れると、中学生になっても見続けるのではないかと思う。そうなると当然、その年齢層をターゲットにした商品が必要になる。

 

つまり、恋愛要素を取り入れると、単に視聴者が増えるだけでなく、新たな商品アイテムが増えることにより、作品に係る売り上げも上がってくるのだ。10億円位の増収になるのではないだろうか。

 

だから是非、株主たちよ、会社に対して声を上げてくれないか。プリキュアだけの収益が少し増えただけでは、配当金が格段に上がる訳じゃないが、もし成功すると、アニメ業界に新たな層をターゲットにしたジャンルの作品が増えてくる可能性があり、業界全体の活性化にも繋がる。それがゆくゆくは配当金にも影響してくるんじゃないだろうか。

 

私も少額(人によって基準は異なるが)のファンドを保有しているが、それを東映アニメーション社の株に変えようかとも思っている。株主なら当該企業の収益を上げる方策を提案することもできる。また、抽選でアニメスタジオの見学もできる。

プリキュアを変えるのは、あなたかも知れない。

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