日本の皆さま、いつもブログにお越しいただきありがとうございます。

 

約1年半ぶりのブログ更新になりました。色々とありましてなかなか更新ができませんでした。

この空白の時間はたくさんの皆様にご迷惑とご心配をお掛けしました。お手紙もありがとうございます。

 

大切な人が余命3ヶ月と宣告され、天国に旅立った後から。。

 

精神的にも肉体的にも苦しい時期が続き、病院で入院と退院を繰り返す生活をしていました。

忘れようと思っても、なかなか忘れる事が出来なく、余計に苦しくなる。一人になると震えと涙が止まらなくなる。

 

だって10年間もずっと僕の近くで応援してくれ、どんな時も味方でいてくれていた大切な人が急にいなくなってしまう。。

 

相手の両親にも挨拶を終え、式場も決めて、指輪も購入して、3ヶ月後に結婚をする人を亡くしたんだから、どんなに強い人間だったとしても、無理。絶対に無理、立ち直れない。本当に地獄の始まりだった。。

 

33年間生きてきて、人生の半分以上を海外で過ごしてきてるけど、こんな経験はもうしたくない。

 

でも今はその辛い時間と、1人になってからの時間が、自分自身にとって凄く大切で、これから生きていくために必要な時間だったんだと思う。

 

無理に忘れようとするのではなく。。

 

これから先も自分の心の中で永遠に生き続けていくんだと思うことを決意しました。

 

時間は凄くかかりましたが、今は覚悟を持てたと思います。

 

この大きな世界で、地球上の人口が85億人いるなかで、その人に出会えることができ、自分を成長させてくれたこと。感謝している。

 

それからは。。

 

今年4月から海外と日本を毎週のように往復しています。

なぜならば。。

 

天国にいる人の夢でもある、自分自身の夢でもある、日本でのサッカースクール開校をするために。

 

マイナスからのスタート、何もないところからのゼロからのスタート。

不安はあったけど、今までも16歳で単身で海外にいきプロサッカー選手になり、世界各国で様々なビジネス、活動もできている。最初は全部なにもないところからのスタートだった。。

 

今はこの世にはいないけど、これからは天国でずっと応援してくれる人が味方でいてくれる。

 

どんなことがあっても成功させてみせる、開校させてみせる。と日本に帰国する飛行機の中で自分と約束、決意をしました。

 

そして、帰国したらすぐに空港近くにマンションを借りて、そこを事務所にして活動スタート。

 

開校するために色々な手続き、挨拶周りを行い、スタッフや生徒集めなど、開校するまで1ヶ月しか準備期間がありませんでした。

 

しかし日本ではたくさんの人が協力、応援をしてくれたお陰で、無事に開校することができました。

なにより。。

 

久しぶりに自分が生まれ育った地元に戻り。。

 

懐かしい景色をみることができ、たくさんの地元の皆さま、子供たちに出会えることができ。

 

日本で出会った皆さまから本当に本当に励まされ、子供たちの笑顔からもたくさんパワーをもらいました。

 
たくさんの子供たちのお陰で、過去の辛い自分から乗り越えること、前に進めることができたと思います。

 

僕にとって自分が生まれた場所、地元岩槻の子供たちに出会えたことが奇跡であり、幸せであり、こうやってサッカーボール(夢)で生徒たち一人ひとりと繋がれているとこに感謝しています。 

今まで世界各国の子供たちに出会い、色々なことを学び、経験してきました。もちろん学校の勉強もサッカーも大切なんだけど、それ以上に、これからの人生を生きていくために、大切なことをサッカーボールを通じて日本の生徒たちに伝えていきたいです。
 

プロサッカー選手としても膝の手術をして今はリハビリ生活が続きますが、早く復帰をして、子供たちの前でプレーすることが夢です。残りの契約期間は来年の8月までしかありませんが最後までチャンスがある限り、全力で頑張って参ります。

いつも応援してくれる世界各国の皆さま、子供たち、手紙ありがとうございます。

飛行機のなかで、いつも読んでます😄👍⚽️
 
★セジニョサッカースクール岩槻校★ 4月に開校してから約9ヶ月が経ちました。子供たち一人ひとりの努力、活躍により、様々なメディア、テレビ番組などでも紹介させていただきました。
岩槻サッカースクール セジニョサッカースクール
セジニョサッカースクールは僕のスクールではなく、子供たち一人ひとりの努力、そして地元皆さまの協力によって作り上げられたスクールです。
セジニョの名前の由来は、天国にいる人と亡くなる前に、病室で一緒に考えた名前が「セジニョ」です。
だからこそ自分自身にとっても覚悟を決め、ケジメをつけて開校したサッカースクール。
人間どん底に落ちても、夢と希望を持って生きていけば、必ず乗り越えていける、成長していける。

今年も残りわずかになりました。自分が経験してきたからこそ言えることですが「自分の家族、パートナー」をこれからも大切にしてあげてください。生きているうちに感謝の気持ちを言葉、行動にして、たくさん伝えてあげてください。

皆さま、また世界の何処かで再会できることを楽しみにしています。これからも感謝の気持ちを忘れずに引き続き海外でチャレンジを続けて参りますので応援をよろしくお願いいたします。それでは良いお年を!

GOOD LUCK!! どんな時も笑顔でいれば前に進んでいける!!

 

2019年12月29日 斉藤誠司

ブラジル サンパウロ市より