今もみんな実家近くに住んでいる。
姉妹なので
ちょこちょこ連絡を取ったり
遊びに行ったりする。
一番上の姉は
the 姉という感じで
面倒見がよく
リーダーシップを発揮するタイプ。
困ってる人を見ると
意外と自分を犠牲にして
助けに行く
そういう人。
ただ、時々
リーダーシップが空回りして
相手に威圧的になりすぎたり、
人を助けたいという気持ちから出る言葉が
相手に理解されず、
不和につながっている時もある。
姉を見ていると
10年前の自分を思い出す。
まさに自分もそういう感じだった。
ただ違うのは
10年という歳月の間
私が
笑って許して感謝する
このシンプルな三つを
突き詰めてやってみたから、
自分が良い方向に
自分らしさ
もしくは自分の才能、個性を
発揮できるようになった。
一方姉は、
10年間変わらず
(ひょっとすると事態をこじらせて)
そのまま放置してきたようだった。
時々見ていて切なくなる。
姉の優しさや懐の広さが
カラカラとあてどもなく回り、
巡り巡って
相手になぜか
嫌われたり、誤解されたりしてしまう。
姉も10年前の私も
笑顔が下手だ。
笑うということが
ヘラヘラして見えると
思っていたからかもしれない。
笑うということが
弱さを見せることだと
思っていたからかもしれない。
そういう勘違いが
凝り固まって、
今では笑い方を忘れてしまったようだ。
一生懸命みんなのために
優しさを尽くしても
理解されない
この苦しみが
仏頂面
もしくは無表情という仮面になって
深く深く染み付いてしまった。
切ないけど
私にはどうしようもない。
事態を今から好転させるには
やはり時間がかかろうとも
自分で
笑って許して感謝する
を突き詰めていくしかない。
私が姉に
そして姉のように
苦しむ人たちにできること。
それは、
『笑う門には福来る』
と伝えることだけ。
にっこり笑うことが
自分を愛し
自分を救う
最大の手段になる。
今日もみんなが笑って過ごせますように。
料理人りんさん、美容師かれんさんと私、そしてこっそりぽんちゃんも。
確か、沖縄の大石林山。
楽しかった。
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