【体験型ビジネス】田植え体験に参加してみて、その仕組化されていた販売戦略に驚愕してしまった件

田んぼ 体験 稲刈り 
ケンイチ
こんにちは、昼「サラリーマン」、夜「社長」の次世代副業家のケンイチです^^

食の多様化が進む日本ではありますが、

やはり、日本人が古くから慣れ親しんでいる

日本の主食といえば、

「お米」なのではないでしょうか。

 

 

たった数日間という海外生活でも、

「日本の米とみそ汁食べて~」と、

すぐに泣きが入ってしまう人とは、

ぼくのことです(笑)

 

 

そんなぼく自身も含め、

いつもおいしく食べている

お米をつくる体験を、

日本人である以上、

一度は体験しておかなければと、

家族で田植え体験に応募してみることに・・

 

 

今回は、田植えという

貴重な体験もさることながら、

その仕組化されていた

ビジネス的販売戦略に

驚愕してしまったお話を、

させていただきたいと思います。

 

 

田植え体験をするには?

まずは、「田植え体験」と

ネット検索するわけですが、

ぼくが、今回旅行に行く地域で

検索したところ、

ほぼライバルなしで、

検索一位をとれているサイトがありました。

 

 

当然、

そのサイトをチェックした後、

さらっと他のサイトをチラ見して、

比較検索したのちに、

一位のサイトに戻るわけです。

 

 

検索で一位をとるということの、

恐るべし集客力です。

 

 

ひとつわかったことは、

田植え体験サービスでの

ネット集客状態が

“ガラ空き状態”ということです。

 

 

「田植え体験」と検索する人たちが、

一番に目にするサイトであり、

ライバルがほぼ存在しないので、

そのサイトが独り勝ちできてしまう状態なわけです。

 

 

つまり、

多額な広告費をかけなくても

集客(田植え体験してみたい人達)が

できてしまうことを意味しています。

※まだまだ、ガラ空きで独り勝ちできてしまう市場もあるのです

 

 

しかし、

あなたはこんな疑問を思うかもしれません・・

 

 

田植えする期間(時期)は短いから、

ビジネスとして成立しないのでは?と。

 

 

確かに、

今回の田植え体験できる期間は、

10日間という限定でもありました。

 

 

ただの、

農家のお小遣い稼ぎなのでは・・と。

 

 

いえいえ、

そんなことはないのです^^;

 

 

田植え体験という

商品の利益を最大化させる

販売戦略の仕組が、

しっかりと構築されていたのです!

 

 

田植え体験という商品を使って、利益を最大化させている仕組とは?

そんなこんなで、

検索一位のサイトで

田植え体験を応募してみることに。

 

 

当日、

朝9時に集合場所の水田に到着すると、

すでに20組程度の家族で

あふれかえっていました。

 

 

たくさんの子供たちが、

自然あふれる環境下で、

無邪気にはしゃいでいる姿を見ると、

自然の大切さを改めて感じます。

 

 

では、田植え体験の

ビジネスモデルを見てみましょう。

 

販売戦略としては、

クロスセルの連発でした!

 

 

ちなみにクロスセルとは、

一つの商品を購入してくれた時点で、

さらなる安価な商品を提案して、

客単価(LTV)を上げていく戦略

のことです。

 

 

身近な例でいえば、

マクドナルドでいう

「ご一緒にポテトはいかがでしょうか?」戦略です(笑)

 

 

合わせ買い、ついで買いを

促すわけですね。

 

牛丼で言えば、

たまご、サラダ、みそ汁を

一緒に購入してもらうなどです。

 

 

セットにして少し割安にすれば

購入率が上がる戦略というやつです。

 

 

 

田植え体験事前申し込みで、

水生生物捕獲観察会1000円も

ご一緒にいかかですか?

 

と、サイト上で

しっかりと提案もされています。

 

 

池や用水路に仕掛けられた

捕獲用ネットを、

手繰り寄せて引き上げ、

捕獲されている水生生物を

目の前で観察することが体験できるサービスです。

 

 

もちろん、

ぼくは購入しました^^

 

 

当日、

実際にネットを引き上げてみると、

ドジョウやザリガニ、

タナゴなどが捕獲されており、

子供はもちろんのこと、

僕を含め、大人達も子供に戻ったように、

はしゃいでいました(笑)

 

 

更にクロスセルとして

  • どろんこ遊び1名1000円。
  • ホウレン草等の葉物野菜収穫1穴(1~3株程度)100円。

なども、しっかりと提案されています。

 

 

葉物野菜収穫で、

5穴購入してくれた人は、

プラス5穴サービスでプレゼントします!

という当日アナウンスもあり、

 

おお~、

 

ひょっとして葉物野菜収穫の

購入率が伸びていなかったからか、

当日、目の前でダウンセル戦略をされていました。

 

 

ダウンセルとは、

何も追加購入されずに

失客するのを避けるために、

安価にすることで、

商品を購入してもらう戦略のことです。
(ただ値下げをするということではありません)

 

今回の例で言えば、

5穴×100円=500円購入してくれれば、

もう5穴プレゼントということですが、

 

10穴×100円=1000円

半額セールと同じことです。

 

 

どっちの提案が、

お客様に購買意欲を

起こさせるかということですね。

 

 

野菜収穫を希望の人たちは、

そりゃあ5穴買うわ~と、

戦略が上手いなーと、

一人うなずいていました(笑)

 

 

田植え体験ビジネスモデルを考察

メインの田植え体験の価格です。

  • 田植え体験(新米付)大人1名3000円
  • 田植え体験(新米なし)大人1名2500円
  • 田植え体験(新米付)子供1名2500円
  • 田植え体験(新米なし)子供1名2000円

 

だいたい4人家族であれば、

新米付き×2名・新米なし×2名

1家族10000円の客単価

なることが想定できます。

 

 

水生生物捕獲観察会1000円と、

葉物野菜収穫5穴500円も購入するれば、

客単価(1家族)11500円

となります。

 

 

また、驚いたのが

「稲作オーナー制度」

というサービスもありました。

 

自分で田植えして、

稲刈り、収穫まで

体験できてしまうサービスです。

 

 

これを、アップセルといいます。

 

アップセルとは、

通常商品よりも

高額な商品を提案する戦略です。

 

 

田植え体験の例では、

田植え体験のみの通常商品もありますが、

稲刈り、収穫まで体験できて、

自分で植えたお米を食べれるという

上位版商品でもある

「稲作オーナー制度」を

提案されています。

 

 

当然、

客単価は10000円→25000円

跳ね上がるわけです。

 

 

実際、

当日40%程度のご家族が

稲作オーナー制度25000円(1区画)に

申し込まれていました。

 

 

20組中8組が稲作オーナー制度、

残りの12組が、

通常田植えでしたので・・・

 

 

全組が水生生物捕獲観察会と

葉物野菜収穫を購入したとすれば、

合計350000円/午前となるわけです。

 

 

午後の部もあります。

 

午後の部のお客様が

何組来られたかはわかりませんでしたが、

仮に、半分に減ったとしても

10組となるわけです。

 

 

単純に、午前の売り上げの

半分だったとしても、

175000円/午後となるわけです。

 

 

1日の売り上げは、

525000円/日

計算することができます、

 

 

田植え体験期間は、

ゴールデンウィークの10日しかありませんが、

天候などを考慮しても

400万円~500万円程度の

収益を上げることは間違いなさそうです。

 

 

また、40名以上の団体(学生)であれば

平日対応可能だそうです。

 

ネットで田植え体験検索一位サイトであれば、

田植え期間中に更なる売り上げが、

十分に期待できるわけです。

 

 

また、その他の時期でも、

  • 野菜収穫体験
  • 果物収穫体験
  • バーベキュー
  • 水田の休耕期間を利用したサバイバルコミュニケーションフィールド

 

田植え体験以外にも、

多様なサービスを提供されて、

収益を最大化させています。

 

 

まとめ

今回の田植え体験で、

お米を作る大変さと楽しさを

肌で感じることができました。

 

 

先人たちの努力により、

今では、お米をいつでも好きな時に

食することができる時代となりました。

 

素晴らしいことだと思います。

 

 

また、

ビジネス的な視点で見れば、

農家が時代に即した、

新しいビジネススタイルを

構築していることを発見することができました。

 

 

従来のビジネスモデルでもある

農業だけの収益に固執せず、

更なる収益増のために、

インターネットを使った集客と、

その農業ノウハウを生かした、

多様なサービスを

一般客に提供するモデル。

 

 

進化している【体験型サービス】で、

多くのことを学ぶことができました^^

 

 

PS.

ビジネスの本質(基礎)を学んでいることにより、

ビジネスのモデル(構造)と、

収益化(キャッシュポイント)を、

どこに設置しているかなどが

簡単にわかるようになります。

 

一つのビジネスと出会ったとき、

ビジネスを学んでいない人と比べると、

見方・視点がまったく違うわけです。

 

 

リアルビジネスでもある

営業職の人であれば、

この販売戦略やキャッシュポイントを

頭の中で理解して実例として知っておくことで、

仕事で使えるマーケティングの引き出しが増え、

会社の売上にモロ関係する、

マーケの提案をすることも

可能となるわけです。

 

 

つまり、

 

 

あなた自身の価値が上がる

ということです。

 

 

そして、

 

そのビジネスの本質(基礎)を学べる講義動画が、

現在、無料で視聴できてしまいますので、

 

もし、まだご覧になられていない

 

もしくは、

 

え~、そんな動画知らないよ~

 

ということでしたら、

非常にもったいないので、

無料のうちに講義動画をもらっちゃいましょう^^

http://urx2.nu/SqFu

 

PPS.

人生初の田植え体験の感想は、

足の指がわかれている靴下を

履いて田んぼへ入るのですが・・・

 

なかなかの足裏感触です(汗)

 

 

ぶにゅ〜〜〜〜

ねちゃ〜〜〜

 

 

しかし・・・

 

慣れてくると・・というか、

吹っ切れると(笑)

やたら楽しいです^^

 

 

来年は、

稲作オーナー制度にチャレンジしてみたいです!

 

 

最後まで、お読みいただきありがとうございます^^

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ABOUTこの記事をかいた人

昼『サラリーマン』夜『2つの事業を経営する社長』 ~10年もの長い不妊治療との戦いの末、奇跡的に我が子を授かる。 不妊治療は高額医療の為、夫婦で頑張って貯めてきた貯金を使い果たし、子供を諦めかける・・ 貯金も底をつく中、不景気で”給料15%カット”というジリ貧状態へ^^; そんなジリ貧サラリーマンが、インターネットを使った新しい副業との出会いをきっかけに、想像だにしなかった未来へと、大きく人生を好転させた方法や会社を辞めずに収入を増やす勉強法など、有益な情報を発信中