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数日にわたる外出時の水やりの方法について。~我が家の方法紹介~

こんにちは。 
すだちの家では、旅行などで数日家を空けることが年に数回あります。 
冬は寒いためそんなに問題にならないのですが、春~秋の間はどうしても「旅行中の水やり問題」に直面します。
植木鉢で育てていると、夏などは朝夕2回の水やりが必要になる植物もあるくらいです。
自動で散水してくれるマシンがあるお家は別として、普通の家では何かしらの対策が必要になります。

そこで、今日は我が家の対策方法について紹介します。



【目次】

・我が家での対処方法について

旅行などで数日家を空ける時、冬は寒いため水やりがそんなに必要ではなく、水やりは特に問題になりません。しかし、それ以外の季節(春~秋)ではどうしても水不足になりがちです。
旅行的には天気がいい方が良いのですが、天気が良いと、何も対処しない場合、次の日には植木鉢はカラカラになってしまいます。
※植木鉢の乾き具合は、その時の季節と天気によって全く違います。

そこですだちの家では、旅行中の水やりに、植物にとって必要な水の量によって以下の方法をとっています。
(1)普通に水を必要とする場合
普通の水の量で良い場合は、給水器を使用して水やりを行っています。

(2)大量に水を必要とする場合。
パッションフルーツなどは、大量の水を供給する必要があるので、給水器では足りないと考え、大きいビニール袋を利用した方法で行っています。

(3)ほとんどいらない場合
サボテン類など、水があまり必要ない場合は、植木鉢の皿に水を入れた方法で行っています。

・1:普通に水を必要とする場合

  普通の水の量で良い場合は、園芸コーナーで売っている「給水器」を利用しています。
これは某100均ショップで購入したもの。
ホームセンターなどで売っているものも使用していますが、基本的な構造は同じです。

使用方法は、以下のように使用します。
(1)素焼きの本体をキャップ(緑の部分)から外し、中を水で満たします。
(2)水でいっぱいにした本体を、キャップに戻します。
  このとき、水滴が素焼きの本体からにじみ出ることを確認します。
(3)チューブの先端をバケツなど水を入れた容器の底に沈めます。
  素焼きの本体は、植木鉢の土に挿します。

設置後は、水がちゃんと供給されているか確認しておきます。
たまに、水が全然供給されていないことがあり、それでは意味がない為。

●給水量の調節方法について
供給される水の量は、バケツ(水容器)と素焼き本体の高さを調整して行います。
差が大きいと、供給スピードが速くなります。(容器の方が高い所です。)
水の供給量の目安は、一日200~300mlくらいです。
1.5Lペットボトルだと3日位はもつ計算です。
ただ、実際の供給量は多かったり、少なかったり。。。

実際の設置はこんな感じです。←の所に水入りバケツを置いているのですが、黒色(遮光の為)なので、見えづらいですね。
手前にあるのがマンゴーの苗、奥がサクラの苗です。
この場合は、水容器として、5,6L入る容器を使用し、そこに数本の給水器を差しています。1.5Lペットボトルの場合は、1本だけにしています。

大事な苗はホームセンターのもの(白い方)を、複数あるものは100均のもの(肌色の方)を使用しています。

・2:大量に水を必要とする場合

パッションフルーツの植木鉢など、大量の水を必要とするものは、給水器は使用せず、ビニール袋を使用した方法で行っています。

やり方は、この図の様な感じです。(下手な図ですいません)
植木鉢を45Lのゴミ袋に入れ、上の方で外れないように結びます。
※図では描けなかったので、結んでいません。
ビニール1枚だと、袋に穴が開いていると水がすぐに抜けてしまうので、念のために2枚(2重)にしています。
ビニール袋に、必要な量の水(だいたい3,4L位)のを入れておきます。
イメージとしては、巨大な皿を鉢の下に作る感じです。
旅行中の天候にもよりますが、最長4,5日くらい、この方法でもたせたことがあります。


パッションフルーツは8号の植木鉢で育てているので、大きい45Lのゴミ袋を使用していますが、植木鉢のサイズによってはもう少し小さいビニール袋など、サイズは変更してください。

実際の植木鉢の状態はこのような感じです。
使用している白い半透明の袋は、45Lのゴミ袋です。
ビニール袋は、入れた水でたぷたぷしています。


●帰宅後は、、、
袋に入れるのは、水(又は普段より薄い目の液体肥料)なので、袋を外した後は、規定濃度の液体肥料をしっかり与えておきます。
※水で薄まった土の中の肥料濃度を戻すためです。

こちらは旅行から帰宅後のパッションフルーツの様子。
旅行中もちゃんと成長して、帰宅した日に咲いていました。
水がたっぷりある為か、旅行中はすごく成長します。
つる(茎)が伸びてあちこちに絡まりますが、そのくらいの方が安心です。
解くのは面倒ですけどね。
※パッションフルーツは、多肥多水を要求する植物なので、ビニールには薄い目の肥料を入れるようにしています。

・3:ほとんどいらない場合

サボテンなど、水がほとんどいらない又は少量の場合は、植木鉢の底に敷く皿に水を入れるだけで終わりです。季節によっては、水やっておしまいです。

今回の旅行では、ドラゴンフルーツ、再生ネギがこの対応でした。
下はドラゴンフルーツの植木鉢で、皿に水を入れて対応しています。


本日は以上になります。
皆様の旅行中の水やりの参考になれば幸いです。
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ここまで読んでいただきありがとうございました。
励みになります。

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