コロナショック雑感 7/11

どーも、相場の養分かもねぎです。
1週間を簡単に振り返ります。

1.今週の投資動向

年初来のリターンは▲3.96%となりました。
前月末比では▲0.71%のマイナス

[売買]
買い

・大阪ソーダ(4046)
・ダイハツディーゼル(6023)
・エヌ・シー・エヌ(7057)
・フジ・コーポレーション(7605)
・イチネンHD(9619)

売り
・ダイイチ(7643)(売り切り)

個別を見ると安値放置された銘柄も多い一方、3月頃と比べれば新型コロナの影響も明確になってきて「不確実性」は下がったように思いますので、徐々に買い目線に転換しました。


新規購入銘柄その1

塩素を出発原料とする機能性化学品メーカーで、ニッチな分野で世界シェア首位の製品を多数有しています。

新型コロナの影響は、小~中くらいのマイナスと見立て。

自動車用の耐熱ホースに使用される「エピクロルヒドリンゴム(世界シェア1位)」など悪影響を受ける製品はありますが、財務基盤はしっかりしてます。
需要が戻れば業績も回復するでしょう。



船舶に設置するディーゼル発電機(発電用補機)の大手。国内はヤンマーとの2社で寡占、世界でも約2割のシェアを有する大手一角です。
売上の4割ほどをメンテナンス売上が占めており、造船市況・海運市況にそこまで影響を受けない点も特徴です。

新型コロナの影響は小~中くらいのマイナスと見立て。

中北製作所が発表した来期予想が増益見通しだったため、同じ船舶用機器メーカーのダイハツディーゼルについても、意外と堅調なのではと連想。



過去保有銘柄の買い直し

自動車リースの中堅で、リースから得られる安定したキャッシュフローを原資にM&Aを繰り返して成長している企業です。
8日に公表した来期予想を嫌気して売られていましたが、自分は想定よりも悪くないと思ったので、買い直しました。

コロナの影響は小~中くらいのマイナスですが、逆に新たなM&Aを狙うチャンスでもあります。



買い増し
個人投資家界隈では割と知名度のあるタイヤ屋さんです。

前期の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減や、キャッシュレス還元策の適用外となることが逆風となり、今期は減収減益の見込みです。

コロナの影響はニュートラルと見立て

自家用車を利用する傾向が増えればタイヤ需要には追い風ですし、同社が強みを持つネット通販ルートは巣ごもり商品の恩恵を受けるでしょう。
月次売上も5月から前年比プラスに転じていますので、見通しも悪くないと思っています。

2.COVID-19感染状況

次に新型コロナウイルス(COVID-19)の感染状況を見てみます。
数値の出所は米ジョン・ホプキンズ大学の調査です。

初期に感染の拡大した中国やヨーロッパの順位が下がる一方、南米や南アジア、アフリカの国が順位を上げる傾向が続いています。

日本国内は、7/10に東京都の新規感染者数が243人と過去最高となり、感染第二波がやって来たことが鮮明です。

3.まとめ

今週は保有株で中北製作所が2020年5月期決算を発表しました。

中北製作所(6496)|20年5月期ざっくりレビュー

来期予想は微増益と平時であれば並みの決算なのですが、元々めちゃ割安でコロナの悪影響が十分織り込まれていたこともあり、翌日の株価は大きく反騰しました。

こんなことならもっと買っておけば良かった…()

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